ヨーロッパリーグのトップクラスの指揮官たちの意見は一致している。9月の前に夏の移籍市場は終わらせるべきというものだ。ニヨンで開かれたUEFAによる監督フォーラムで、各指揮官たちはそう主張している。

ナポリのラファエル・ベニテス監督は、「我々監督にとって、チームの準備や一定のシステム、セットプレーの練習などが難しいんだ。それをやってから、選手たちを使えなくなるのだからね」とコメントしている。

一部の監督たちは、8月1日で市場を終わりにすべきと話した。ほかの指揮官たちは、15日を期限にすべきとしている。

だが、トッテナムのアンドレ・ビラス=ボアス監督はこのような意見を述べている。

「ただ、その改革を実現させるのは簡単ではないだろう。多くのクラブが反対している。特に、チャンピオンズリーグ(CL)予選に出場するクラブだ。彼らは予選を突破できるかどうかを知りたがる。それからさらにマーケットへの投資をするかどうか決めるんだ」

なお、UEFAのミシェル・プラティニ会長はフォーラムで、元マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督、アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督、現レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督について、CLへの貢献を表彰した。額付きの写真とプレートが贈られている。

ファーガソン監督はCLで202試合を、ヴェンゲル監督は152試合を、アンチェロッティ監督は117試合を戦っている。なお、100試合を達成したジョゼ・モウリーニョ監督は、後日表彰される予定だ。