ユヴェントスDFシュテファン・リヒトシュタイナーが、ときに浴びせられる厳しい批判に反論した。スイス代表チームに合流中の同選手は、次のように話している。

「僕は勝つためだけにプレーしている。自分の振る舞いを何度もメディアから批判されたけど、100%を出さなければ批判され、感情的になりすぎても批判される。でも、これが僕のプレースタイルなんだ。何に謝ったり、言い訳しなければいけないんだ?」

「僕の努力を人が理解してくれたら、僕はうれしい。近年の成功やタイトル獲得が、僕を少し変えてくれた。国外で多くのタイトルを獲得したスイス人は多くない。今はより落ち着いているよ。僕は自分の価値を証明した。ずっと過小評価されてきたけどね」

この夏最大の移籍、レアル・マドリーMFガレス・ベイルについては、このように述べている。

「1億ユーロ(約130億円)は多すぎる? 人がこの金額を不快に思うことは分かっている。サッカー選手が大金を稼いでいることも、誰もが知っている。だけど、そういう仕事はサッカーだけじゃない」

また、ユヴェントスのスクデット回数は29なのか、それとも31なのか、リヒトシュタイナーはこのように答えている。

「ユヴェントスはあの2つのスクデットをピッチで勝ち取ったわけではない、そんな風に説明しようとする人たちがいまだにいる。だけど、違うよ。チームはあのタイトルをピッチで勝ち取ったんだ。僕にとって、ユヴェントスのスクデット回数は31だよ。それ以外に付け加えるべきことはない」