初主演映画でまさかのオールヌードを披露! ロックでエロい女・佐々木心音の生きざまとは?

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初主演映画『フィギュアなあなた』でまさかのオールヌードを披露した、グラビアアイドルの佐々木心音(ここね)。童顔な見た目によらない、潔すぎる性格も最高! ロックでエロい、女の“生きざま”に迫る。

■バンドで曲を作って、父に反抗してました

―映画を拝見したんですが、予想のはるか上をいく脱ぎっぷりに、マジびっくりしました!

佐々木 ありがとうございます。“脱ぐ”って決めたからには、恥ずかしがってても時間の無駄だし、思い切って脱いじゃおうと思って。

―普通、映画で初ヌードっていうと、オッパイが拝める程度だと思ってたんですけど……。今回は“下”のほうもバンバン映ってて。

佐々木 ああ。“毛”のことですか? いっぱい映ってますね(笑)。グラビアをやってる方って、下の毛は永久脱毛してる人も多いんですけど、私は「人間らしく伸ばしていきたい派」なので。あれは全部“地物”なんですよ。

―薄すぎず濃すぎず、非常にビューティフルな生え方でした。

佐々木 監督にも褒められました(笑)。「心音君、これ、自分の毛なんだよね?」って。

―今回、石井隆監督は佐々木さんのために“フィギュアの女のコ”という役を用意してくれたそうですね。

佐々木 そうなんです。事前に、私のイメージDVDを観てくださって。そのなかでも、“テニスコートでテニスラケットを胸に挟んでひたすらジャンプしてるだけ”っていうシュールなシーンにひっかかってもらえたみたいで。騙されてヘンなことやらされてるようなドMな感じが、フィギュアと重なったんじゃないでしょうか。

―今回の作品では、壇蜜と佐々木心音という“エロスの両巨頭”の共演も実現しました。

佐々木 一緒のシーンはあんまりなかったんですけど、差し入れでお菓子をいただいたりしましたね。「薬局で安かったから〜」って言いながら、アルフォートを何種類も買ってきてくださったんですよ(笑)。私にとって、お姉さまみたいな人です。

―壇蜜さんはおっとりした印象がありますが、佐々木さんはすごくサバサバしてますよね。

佐々木 私は壇さんと何もかも真逆なんです。壇さんがジャズの似合う人だったとしたら、私はロック。普段、着るものも革ジャンとかブーツだし、色も赤や黒が好きなんです。童顔だからか、「パステルカラーの服とか着てそう」みたいに思われるんですけど、実際の印象は違うみたいで。ファンの方も、イベントに来て「なんか違うな……」と思ったり(笑)。

―『フィギュアなあなた』で共演した柄本佑(えもと・たすく)さんも、「佐々木さんはカッコいい」とおっしゃってましたね。

佐々木 いろんな人から、よく「男らしすぎる」って言われます(苦笑)。

―しかも、佐々木さんは実のお母さまと「CO906 .(こころ)」というユニットを組んで音楽活動をやっていて、ご自分でも作詞、作曲、そしてボーカルまでこなしてるんですよね。

佐々木 はい。両親が昔から音楽をやっていて、母は今でもシンガーソングライターとして活動しているんです。だから、小さい頃から周りに音楽関係の人がいっぱいいて。初恋の人もベーシストだった、みたいな(笑)。

―学生時代からバンドを組んだりしてたんですか?

佐々木 はい。友達とロックバンドをやってました。当時、完全に反抗期だったので、お父さんと先生に突っかかるような曲を作ったりしてましたね。「勉強だけがすべてじゃねぇんだ!」とか「目立たなきゃダメなの?」「あなたの言うとおりにしなきゃ、ダメなの?」みたいな。いま考えると、けっこう激しい曲だったと思うんですけど、お父さんは自分のことを歌われてるってわからずに、「そうだそうだ」ってうなずきながら聴いてました(笑)。

―そういう場合は、ロックじゃなくて普通に話したほうが伝わりやすいかもしれません! ちなみに、いまでもバンドをやりたいって気持ちはあるんですか?

佐々木 ありますね。ひそかに曲もだいぶ作ってるので、また同年代のコとバンドを組みたいなって。女優業のほうでも、ロックのボーカルをやってるお姉ちゃんの役とかやれたらいいなって思います。

■こんなドレスで式を挙げてくれる人がいい

―今回の映画での佐々木さんのお相手は、仕事もプライベートもうまくこなせない“だめんず”っぽい男性です。

佐々木 私、だめんず大好きなんです! というか、私自身が“だめんずメーカー”らしくって。映画の中の彼みたいに、ダメなところを見せられると、弱いんですよ。「彼の気持ちは私しか理解できない」とか思っちゃって、つい甘やかしちゃうんです。

―映画の中で佐々木さんが演じるフィギュアのココネも、彼のダメなところを全面的に受け入れてあげますね。

佐々木 台本を読んで、「このコ、私に似てるな」って思いました。

―佐々木さんって、男に徹底的に尽くすタイプですか?

佐々木 尽くしますねー。相手にとことん合わせちゃうんですよ。「優しくしてほしいなら優しくするし、いじめてほしいならいじめてあげる」、みたいな。

―ちなみに、ここにいる編集のホヅミはドMなんですよ。

ホヅミ そうなんです! 映画でも、オナニーをする主人公をココネが睨(ね)めつけるシーンがありますが、あれがM男的にはツボで。

佐々木 Mの人って、あのシーンに反応するんだ(笑)。あそこは、「もう、まったく!」っていう感じでイラッとした演技をしてるんですけど、ダメな男を上から包み込んであげてるような母親的な感じもありますよね。

―いま付き合うとしたら、どんな男性がいいですか?

佐々木 そうですねー。実は今日の衣装、ウエディングドレスのつもりで作ってもらったんですよ。ちょっと横乳が見えすぎですが(笑)。こんな服でも、「面白いね!」って言って式を挙げてくれるような、懐の深い方がいいです。その上で、ニッカーボッカーが似合えば、最高ですね(笑)。

(取材・文/西中賢治 撮影/佐賀章広)

●佐々木心音(ささき・ここね)

1990年5月22日生まれ、東京都出身。身長167cm B88 W58 H88 血液型=O型 10代で舞台女優デビュー。現在はグラドルとして活動、「いま芸能界で一番エロいカラダ」と称される。テレビドラマ『めしばな刑事タチバナ』(テレビ東京系、毎週水曜23:58〜)出演中

■『フィギュアなあなた』

平凡なサラリーマンが追い詰められた先で出会ったのは、ぬくもりのある美少女フィギュア。彼女は青年の命を救い、奇妙な共同生活を始めた――。東京 池袋シネマ・ロサほか全国ロードショー公開中