いよいよ15日より、ブラジルを舞台にコンフェデレーションズカップが開幕する。ブラジル、メキシコ、イタリアといった強豪国と予選リーグを戦う日本代表は、いったいどのような戦いを見せるのか――。フジテレビ「めざましテレビ」(10日放送分)、「すぽると!」(9日深夜放送)では、日本代表の守備の要、吉田麻也に行ったインタビューの模様を伝えた。

ロンドン五輪では、メキシコ代表の手によって決勝進出を阻まれている吉田は、予選リーグの中でもとりわけメキシコ戦に闘志を燃やす。

「メキシコの選手も全体的にテクニックがあって、俊敏性があって組織でしっかりプレーしてくるので、日本とすごく似たチームだなという印象があるんですけど、個人的にはオリンピックで負けてすごく悔しい思いをしたので、今回コンフェデでこうやってリベンジできるチャンスがあるっていうのはワクワクしています」という吉田は、「同じ相手に何回も負けたくないので、次は勝ちたいです」とも。

また、イタリア代表については、「お洒落ですね。なんか移動着とかもお洒落なんで。スーツとかもすごいお洒落なんで、基本的にはカッコいいヤツには負けたくないので頑張ります」と話した吉田。アナウンサーから、帰国時に報道陣が待ち構えている空港について「何着て帰ろうとか思ったりする?」と訊かれると、「あれが一番嫌ですね。なるべくシワにならないようなやつとか。気を遣いますよ。同じので何回も帰れないですし、ジャージで帰るのも駄目ですし」と苦笑い。

だが、コンフェデレーションズカップへの意気込みを再び問われれば、「いいフォワードが揃っていると思うんで、不安はあります。負けたらどうしよう、やられたらどうしようっていうのは常にありますけど、結局センターバックはやられれば叩かれるポジションだし、勝ってもそんなに目立たない。じゃあ、何が評価されるのかっていったら、やっぱり結果。とにかく結果を出すことにこだわりたい」と語った。