自分で淹れるコーヒーへのこだわりが「かなりある」人の25.0%が、ここ3年で年収を100万円以上アップさせているらしい

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いい歳してどうかと思うのだが、いつまで経ってもコーヒーが苦手だ。コーヒーよりは、カフェオレ。ココアでも良い。というか、コーラとかでも良い。

だが、今回のこの情報を見ると心が揺らいでしまう。もしかしたら、意識高めに生きるきっかけなのかもしれない。デロンギ・ジャパン株式会社が全国に住むコーヒーを飲むことが好きな30〜50歳の男女400名に対して行ったのは、その名も「コーヒーとライフスタイルに関する調査」。ここで浮かび上がったデータによって、コーヒーのみならずこれからの生き方にまで思いを馳せてしまいました……。

では、見ていきましょう。第一の設問は「この3年間での年収の変化を教えてください」。
物凄い質問だが、自分で淹れるコーヒーへのこだわりが「かなりある」と答えた人の内25.0%が、直近3年間で年収が100万円以上アップしていると回答している。しかも「(こだわりが)かなりある」回答内の55.0%もの人は、年収が増加しているという事実も見逃せない。

では、もっと凄い質問をしていきましょう。「現在の個人年収を教えてください」。ここで注目するべきは、コーヒーの淹れ方です。何しろエスプレッソを淹れる人の14.3%が、年収1,000万円以上に到達しているというのだから! ちなみに、ペーパードリップ派の1000万超えは8.6%で、ドリップマシン・コーヒーメーカー派は8.9%。あまりにも歴然と、勝負がついているな……。

ただ、人生を“収入”だけで評価するのは不幸ですよね。だからこそ、尋ねてみよう。「あなたは異性にモテると思いますか?」。またしても元も子もない質問なのだが、聞いてみたい。結果、エスプレッソマシンを淹れる人の14.3%が「(モテると)かなり思う」と回答していた。ペーパードリップ派は1.4%だし、ドリップマシン・コーヒーメーカー派は2.7%だし、他と比較するとエスプレッソマシン派の自信が際立っている。それどころか他の淹れ方をする人たちに比べ、モテを自覚している人の割合は倍以上なのだ。

この自信は、具体的なデータでも裏打ちされていた。異性との交際経験人数に関する問いで、エスプレッソマシン派の40%以上が「過去に7人以上の異性との交際経験がある」と回答しているのだ。
まとめると、こういう事になります。自分でコーヒーを淹れることにこだわりがある人は交際人数が多い傾向にあり、過去の交際人数が7人以上いる人は29.3%。
こだわりがない人の17.2%という数値と比較すると、その差は歴然でした……。

では、そのライフスタイルを見ていきましょうか。「あなたは、ファッションや装飾品にこだわりがありますか?」。
ここで注目は、やはりエスプレッソマシン派。なんと、その内の47.6%が「かなりある」もしくは「ある」と回答しているのだ。
この傾向は、ファッションだけに留まらない。インテリアに関しても同様です。またしてもエスプレッソマシンを使う人の内の40.7%が「(インテリアへのこだわりは)かなりある」&「ある」と回答しているのだから。

ここで、少し視点を変えて。もっと大局的な物の考え方をしてみたいのです。
突然ですけどイヤですよねぇ、グチばかり言う人って。「つまんねえ毎日だな!」みたいな。そこで、この質問。「現在の生活は充実していますか?」。
この問いに対し、エスプレッソを淹れる人の33.3%が「かなり充実している」もしくは「充実している」と回答し、その充実度は全ての淹れ方の中で一番多い結果となっております。
続けざまに「ご自分の仕事に前向きに取り組んでいますか?」と質問すると、「かなり前向きに取り組んでいる」回答が最も多いのは、やはりエスプレッソを淹れる人の19.0%。

ここまで聞くと、あやかりたくなりません? じゃあ、試しに聞いてみようかな。コーヒーへのこだわりが「かなりある」「ある」「どちらかといえばある」と答えた人限定で投げかけたのは、「自分で淹れるコーヒーにこだわり始めてから、心理状態に変化ありましたか?」という問い。
結果、エスプレッソマシンを使ってコーヒーを淹れる人の50%が「自分の時間を大切にするようになった」、44.4%が「心が穏やかになった」と回答。もちろん、他の淹れ方を圧倒していました。

さぁ、結論に行きましょうか。要するに、こういう事です。
「コーヒーにこだわりが強い人は年収の上昇傾向が強く、ファッションにこだわり、恋愛も順調で、生活の充実度が高い。エスプレッソを淹れる人はその傾向が特に強く、公私ともに充実し、自分のことをかなりモテると考えている。少し自意識過剰でイタリア人気質もある“リア充”」

参考にするかどうかは置いといて、何とも興味深いデータでありました。
(寺西ジャジューカ)