トンボ鉛筆がロゴマークを変更 - ”トンボ”が18年ぶりに復活

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トンボ鉛筆は、創立100周年を記念して、新たなコーポレートロゴマークを制定した。

新しいロゴマークのアートディレクターは、日本デザインセンター取締役/ブランドデザイン研究所所長の佐々木豊氏。

デザインは日本デザインセンター ブランドデザイン研究所 太田グループ クリエイティブディレクターの太田岳氏が務めた。

今回の100周年記念ロゴの制定を機に、18年ぶりにトンボが復活する形となる。

同ロゴにあしらわれたトンボは、歴代のロゴマークでは下を向いていたトンボを上向きにし、羽を∞(無限大)の形とすることで、「無限の領域へ、無限の成長を遂げます」との思いを表現したという。

同社は、このロゴを採用した理由として、「手描きのニュアンスを感じさせ、トンボの羽に「とめ・はね・はらい」の伝統美を残すなど、コンピューターでデザインしたものとはちがうふくよかな手描きの味がある」という内容を挙げている。

なお、新ロゴマークは、すべての主力製品に導入される。

すでに2011年から製品類を中心に移行・導入が順次行われており、2013年2月現在、帳票類・サイン類などの移行・導入が完了する。

同社において、国内外向けに出荷する全品種・全製品に統一したコーポレートロゴマークを導入するのは初めてのこととなる。