提供:週刊実話

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 長澤まさみが長期間、台湾テレビ局のドラマに「出稼ぎ出演」し、その背景がなにかと勘ぐられている。

 長澤初の海外進出作第1弾となる連続ドラマは『ショコラ』。日本人女優としても台湾連続ドラマの主役は珍しい。
 「昨年8月下旬から台湾と日本との往復を繰り返し、平行してドラマ『高校入試』(フジ系)を収録した。『ショコラ』の撮影は今年1月末にやっと終わる」(ドラマ関係者)

 『ショコラ』とは窪之内英策氏が原作のコミックで、長澤は日本で生まれ育った華僑の音大生役。亡き母の駆け落ち相手で、ケーキ屋を経営するヤクザの元組長の元に転がり込むことから物語は始まる。1話90分で13話予定。台湾、中国、日本、韓国で放送される。

 それにしても長澤が台湾のドラマに主演するなど、誰もが予想しなかったに違いない。華麗なる再浮上というしかない。
 「長澤は04年の『世界の中心で愛を叫ぶ』で興収85億円の大ヒットを記録。だが、それ以降はタカビー女優といわれ、人気は低迷した。11年9月に上映された映画『モテキ』で再ブレイク。勢いがついて、いまのような売れっ子に返り咲いたのです」(映画雑誌編集者)

 今年は『ボクたちの交換日記』、『潔く柔く』の映画2本が控え、前者では大胆な濡れ場を演じている。CMもロッテ、カルピス、ゆうちょ銀行、KEIRIN、ユーキャンなどここ1年で急激に増えた。

 それにしても、なぜ台湾への出稼ぎが実現したのか。
 「台湾のテレビはCATVがほとんどで、日本のドラマ専門チャンネルも多く、そのなかでも人気があったのが長澤だった。『プロポーズ大作戦』や『ラスト・フレンズ』のドラマが人気を集めていた。白羽の矢が立ったのはそんな背景があったから」(台湾テレビ界事情通)

 長澤が馬車馬のように働くのは、別の理由も囁かれている。
 「所属する東宝芸能の台所事情です。いま稼げる俳優・女優が極端に減って、いまや長澤と沢口靖子ぐらいなもの。高嶋政伸は離婚スキャンダルで落ち目だし、水野真紀、斉藤由貴らも主婦業で忙しい。そうなると、若くて昇り調子の長澤が減った売り上げを穴埋めしないといけない。フル回転の事情はそのへんにあります」(芸能リポーター)

 今後、場合によっては長澤のヘアヌードも期待できそうだ。