26日のセリエA第22節、ユヴェントス対ジェノアの一戦は、1−1のドローに終わった。終了間際のロスタイム、主審がジェノアDFアンドレアス・グランクビストのハンドをPKにしなかったことで、アントニオ・コンテ監督は激怒している。

「恥だよ。フェアプレーはもう十分だ。我々に対する3つのPKがあったことを、誰もが目にした。グランクビストのハンド、(ポール・)ポグバと(ミルコ・)ヴチニッチへのファウルだ。ロスタイムが3分しかなかったこともある。だが、私が受け入れらないのは、主審が『PKを与えようと感じなかった』と言うことだ」

「説明すべきことなんて何もないよ。何があったのか、誰もが見たはずだ。盲目でも見えたはずだよ。PKは明らかだった。ミスは受け入れられる。だが、グイダ主審が言ったことは受け入れられない。ゴールラインの副審はPKを与えていたんだ。だが、彼は私に、与えようとは感じないと言った。これはサッカーではない。そういう発言を聞いたら、私に言えるのはせいぜい『恥だ』ということだ」

「私は平等を求める。PKは明らかだった。グイダが(ファウルを)見なかった、あるいは間違えたと言うなら、私は受け入れられるだろう。(ジェノアのダヴィデ・)バッラルディーニ監督は最初にボールがグランクビストの脚に当たったと言っている? 冗談はよそう。ルールは明確なはずだ」