フィリピンのセブ島で、韓国人の男2人が20代の日本人女性2人に性的暴行を加えた疑いで逮捕されていたことが26日、明らかとなった。韓国の複数のメディアが報じた。

 韓国メディアは、「韓国人2人、語学研修の日本女性集団暴行で大騒ぎ」「フィリピン警察、日本人女性への暴行容疑で韓国人逮捕」などと題し、韓国人の男2人が、フィリピンの有名な観光地であるセブ島で、日本から語学研修に来た女性2人をモーテルに連れて行き、集団乱暴した疑いで逮捕されたと伝えた。  フィリピンの警察によると、韓国人の男たちは先週末にラプ・ラプ市内のリゾートホテルで日本女性たちと知り合った。付近のバーで一緒に酒を飲んだ女性たちが酔って意識を失うと、容疑者たちは近隣のモーテルに連れて行き、性的暴行を加えたという。これらの女性たちはすぐに病院に運ばれ、治療を受けて退院した。

 警察は通報を受けて捜査に着手し、韓国人の容疑者らを23日(現地時間)に逮捕した。26日に簡単な身体検査を受け、その後ラプ・ラプ刑務所に収監される予定。警察は、韓国人の男らが犯行後、モーテルの部屋に現金を置いて行ったことを明らかにした。

 一方、現地では、日本僑民社会が強い遺憾の意を表明し、大きな波紋が広がっていると伝えられた。(編集担当:李信恵・山口幸治)