ル・マンに勝ったAUDI R18をがっつり見てきました。【東京モーターショー】

2011年12月10日 13時1分

今年のアウディさんの目玉はA1スポーツバック。4枚ドアになって、実用的になりましたよねー。

イイ車ですとも！

…以降は豪華執筆陣にお任せして、プレスデーに展示されていなかった今年のル・マン２４時間優勝車を見てきました。
今年のル・マン２４時間、総合優勝はアウディとプジョーのワークスの争いとなり、両メーカー共に３台出走のうち２台ずつトラブルやアクシデントで後退し、最後の１台ずつが幾度か順位を入れ替えつつ闘い続け、23時間を超えても6秒差で争うという大激戦、それを制した１台が今回展示されているNo2です。

これがルマン優勝車

TDIとは直噴ディーゼルエンジンの事で、V6/3.7L で最大出力540HPです。従来のV10TDIエンジンよりコンパクトで25%も軽量化されたそうです。駆動系ではカーボンファイバーを多用したギアボックスやシフト機構も電気式(従来は圧縮空気)となり軽量化に余念ナシ。またこの車のアイコンとなっているヘッドライトはフルLEDで、これも従来型のヘッドライトの冷却装置を不要とした軽量化だけでなく、事実上球切れの心配がないと云うというのも耐久レーシングカーにはメリットです。

ヘッドライトはLED（片側９箇所）

また、フロントスクリーンにはライダーの捨てバイザーの様な透明フィルムが重ねて有りますね。ピットイン毎に一枚剥がす筈ですから、これだけ予備が重ねて有るんですね。（流石に20数枚重ねと云う事は無いでしょうから、途中で交換・追加していると思われますが…）

（R）の部分を上から順番に摘まんでペロッと剥がします

優勝した２号車のドライバークルーは日本で活躍中のアンドレ・ロッテラー／ブノア・トレルイエ両選手を含めた３人でした。トヨタとニッサンのエースが共にAUDIに乗り、PLAY For Japanを掲げてル・マンを戦う姿に、グッと来たファンも多い筈です。

（アンドレ・）ロッテラーと（ブノア・）トレルイエの名前はここに！

こうしたクルマを触られる程（…本当に触っちゃだめですよ）近くで見れるはなかなか見る機会はないですから、是非この機会にアウディブースでR18 TDIの速さとタフネスの秘密を確かめてください！

2号車逃げ切り！　アンドレ＆ブノワ、ル・マンを制す　オートスポーツウェブ

これがルマン優勝車ヘッドライトはLED（片側９箇所）（R）の部分を上から順番に摘まんでペロッと剥がします（アンドレ・）ロッテラーと（ブノア・）トレルイエの名前はここに！ちょんまげ　を横から見たトコロちょんまげ　を前から見たトコロリアスポイラーセンターの支えは吊り下げ式リアビュー　空気の流れが見える様ですフロントフェンダーとコクピット周辺フロントフェンダー上部のダクトイイ車ですとも！