＜中国証券報＞調査会社の米Solarbuzz社は11日、2011年の中国の太陽光発電設備の設置容量が、前年比230％増の1．6GWに達するとの予測を発表した。12日付中国証券報が伝えた。

　特に7月に始まった再生可能エネルギーの買取政策が功を奏し、住宅向けを除く太陽光発電設備の予定導入量は、9月末時点で14GWを超えた。　　同社のアナリストは「買取政策の実施が、太陽光発電プロジェクトの爆発的な増加を引き起こした。設備の入札や注文が相次いでいる」とコメントしている。　　太陽光関連部品の需要増加で市場は好景気にわいており、なかでも尚徳、英利、国電光伏、航天機電といったサプライヤーが好調だ。また合肥陽光電源も、国内最大の太陽光発電インバーターのサプライヤーとして注目されている。（編集担当：浅野和孝）