アルゼンチンからの情報によると、ナポリがサン・ロレンソFWクリスティアン・ガブリエル・チャベスの獲得に大きく近づいているようだ。14日、移籍を承認するために、クラブの取締役会が行われたという。

昨季はトゥクマンへレンタル移籍し、12ゴールを記録しているチャベスの獲得には、130万ドル(約1億円)が必要と見られる。同選手は「僕のアイドル、(エセキエル・)ラベッシと一緒にプレーしに行くんだ。僕にとっては夢以上のことだよ」と、ナポリ移籍に前向きな姿勢を示した。

また、ラツィオGKフアン・パブロ・カリソの去就が不透明になっている。同選手はすでにラツィオで構想外になっており、レンタル移籍して昨シーズンを過ごしたリーベル・プレートへの再移籍も、本人が減俸に応じる構えを見せたにもかかわらず、破談になりそうだ。

アルゼンチン『オレ』が報じたところによると、この状況を受け、カリソにはオランダ移籍の可能性が浮上しているという。やはりレンタルでの移籍だが、ローマにGKマールテン・ステケレンブルフを放出したアヤックスが関心を抱いているようだ。

一方、ジェノアのエンリコ・プレツィオージ会長はイタリア『スカイ・スポーツ』に対し、「今週は(フィオレンティーナFWアルベルト・)ジラルディーノの獲得に向けて、決定的な会談がある。我々が野心を抱く上で、とても重要な存在となるだろう。彼はフィレンツェを離れたがっており、フィオレンティーナも交渉の障害になっていない」と語った。

また、同会長はMFユライ・クツカについて、「インテルが彼のことを気に入っているが、移籍はしないだろう」と明かしている。