アメリカ人はバーベキューなど、ホームパーティーをよくやるイメージがあるが、それに参加した中国人はどのように感じるのだろうか。中国人ブロガー「Moragan」さんは、「アメリカ人の食事会はやはり違う」というタイトルでブログを掲載。中国人とアメリカ人の違いを、五点ほど挙げている。以下ブログの引用。

前回:(1)

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 三点目。酒を飲んだりゲームをしたりしない。華僑も含めて、アメリカ人は人が集まってもあまり酒を飲まない。食事中は、コーラなどをよく飲む。中国では「客が来たら酒を飲ませる」というのが当たり前で、たいていはもてなす側が何か挨拶してから飲み始める。ビジネスの場面でも、酒の席でこそストレートな話ができることもよくある。それと、中国では酒の席ではサイコロやジャンケンなどで遊ぶことも多い。

 四点目。マージャンをやらない。アメリカではいくつかの州にカジノがあるが、一般的には賭博をしている場面にはまず出会わない。人が集まるとポーカーをしたりはするが、単純に楽しむだけでそこまで熱くならない。

 中国人はマージャンが大好きだが、アメリカに住んでいる中国人はほとんどやらなくなる。メンツがそろわないのと、マージャンを打てるような雰囲気があまりないからだ。アメリカ人にとっては、マージャンというのは複雑怪奇なゲームで、なかなかルールを覚えられない。覚えたとしても、負けるだけだ。

 中国では街のあちこちで老若男女がマージャンに熱中している風景をよく見る。外国人はニブくて不器用だから、中国人みたいに頭がキビキビ動かないのだろう。

 五点目。カラオケを歌わない。カラオケは1980年代に中国に入ってきたものだが、アメリカでは全然カラオケを歌っている人を見かけない。アメリカ人は歌が下手で、あまり興味がないようだ。中国ではマイクをつかんで離さず、騒音をまき散らすタイプの人もいる。むしろカラオケを歌わないほうが、公害が減って良いのかもしれない。(引用おわり)

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 中国ではカラオケというと、歌いたい人が何曲も連続して入れたり、割り込み機能を使って突然熱唱を始める人なども珍しくない。ブロガーは文化の違う場所で生活をしつつも、アメリカの方が好ましく思えるときもあるようだ。(おわり 編集担当:西谷格)



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