バイエルン・ミュンヘンのルイス・ファン・ハール監督が、ガンバ大阪のMF/FW宇佐美貴史(18歳)に興味を持っていることを認めた。

12日付のビルト紙に語ったもので、「彼のプレーを見るのは実に楽しい。バイエルンのナンバー10候補だね。ものすごい才能の持ち主だと思うし、彼を狙っているのはうちだけじゃない」と高評価を与えている。
また、「イングランドで選手をスカウトするよりも、日本のほうがよっぽどいいと私は思っている。イングランドの選手たちは値段が高すぎるんだ。日本の選手は彼らと比べると安いというだけじゃなく、ドイツでプレーするのにぴったりなメンタリティを持っている」と続けた。

ガンバ大阪のユース育ちで、各世代の日本代表を経験している宇佐美は、2010年シーズン途中からレギュラーに定着すると、Jリーグのベストヤングプレーヤー賞を受賞した逸材。バイエルンは宇佐美に対してトライアルのオファーを出したようだが、ガンバ側が受け入れるかどうかは不明。

今シーズンはブンデスリーガで活躍する日本代表が一気に増えたこともあるが、ファン・ハール監督の発言からは日本が確実にマーケットになっていることが伺える。