少女時代が韓国で屈辱!俳優たちの冷たい態度に非難殺到

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日韓の音楽チャートで1位を獲得するなど、飛ぶ鳥を落とす勢いのガールズグループ「少女時代」は、厳しい目を持つ韓国俳優たちにどう映っているのだろうか。

少女時代は29日、韓国ソウルで開催された「第47回大鐘賞映画祭授賞式」に出席し、『Oh!』や『Hoot』などを披露した。特に『Hoot』は今月27日に発売したばかりの新曲で、韓国国内の音楽チャートで見事1位を獲得している。

今もっとも巷で注目されるグループなだけに、彼女たちの授賞式での公演はそれなりに盛り上がるはずだった。だが、テレビで映し出されたのは、元気いっぱいに舞台で踊る少女時代の姿と、それを冷ややかな視線で見つめる韓国俳優たちの対照的な姿だった。

ライブではなく映画祭の授賞式での公演であるため、盛り上がりに欠けるのは当然だ。しかし、韓国俳優たちの視線はあまりにも冷たく、音楽のリズムに合わせて体を動かす人はおろか、ほほ笑みの眼差しを向ける人もいなかった。

これに怒ったのが韓国の歌手たち。人気ボーカルグループ「sg WANNA BE+」のイ・ソクフンは29日、自身のtwitter(ツイッター)で「拍手をし、笑うことがそんなに難しいのか?音楽が流れているのに、どうして体を動かさずにいれる?ひどいね!!」とツイート。公演直後のツイートであることから、授賞式での俳優たちの態度を見て書き込んだものと思われる。

また、歌手Psy(サイ)も30日、韓国の短文投稿サービスme2day(ミートゥデイ)に「大鐘賞授賞式がとても高級になったようですね?」と無反応な俳優たちを遠回しに批判した。歌手ダネイムも30日、ツイッターに「大鐘賞…視聴者として気分が悪くなりますね。彼らの授賞式を祝うために彼女たちは来たのに」「外国のように拍手をしたり楽しめとは言わないけど、ほほ笑むくらいはできるじゃない」と失望感をあらわにした。

一方、韓国ネチズンたちは賛否両論だ。
「ダメだな。お金出して映画見るのやめた」「海外の受賞式ではみんな嬉しそうな表情を見せるのに、ほんと見ている側の気分を悪くするやつらだ」「毎年こんな感じだよ。映画人ら最低だな」「授賞式に子どもたちを呼ぶからだ」「ジジジジ〜とか唱っているような曲に合わせるのは難しい」「北朝鮮じゃないんだから自由な反応していいと思う」「俳優だからといって必ず喜んであげる訳じゃない」「1階だけでなく2階も静かだったらしいよ」「これが少女時代の現実だな」。

音楽チャートでは人気絶頂の少女時代だが、韓国芸能界の反応は意外と冷たいようだ。


参照:歌手たちが怒った…少女時代大鐘賞「屈辱」にいっせいに怒り - マイデイリー
参照:少女時代大屈辱、俳優ら大鐘賞観覧の態度どうして? - bntnews

(文:林由美)

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