14日、ユヴェントスのアレッシオ・セッコSD(スポーツ・ディレクター)とスカウト部門責任者のレンツォ・カスタニーニ氏が、クラブと合意の下で契約を解消した。特にセッコ氏にとっては、15年を過ごしたクラブとの別れとなる。セッコ氏はまず広報として、次にチーム・マネージャーとして、そして2006年からはルチアーノ・モッジ元GM(ゼネラル・マネージャー)の後任としてSDとして、ユヴェントスで働いてきた。

セッコ氏とカタニーニ氏が契約を解消した一方で、すぐにユヴェントスのオフィスには新たなディレクターがやって来る。現在サンプドリアのGMを務めるベッペ・マロッタ氏が、17日にユヴェントスGMに就任する予定なのだ。マロッタ氏はユーヴェと3年の契約を結ぶと見られる。また、マロッタ氏の右腕であるファビオ・パラティーチ氏も、2013年までの契約を交わす見込みだ。現在サンプのスカウトであるリッカルド・ペチーニ氏も、ユーヴェの新スタッフに加わることとなっている。

一方で、ユーヴェは若手部門にも力を注ぐかもしれない。このセクションへの投資を続けたいと願っているのは明らかだ。マロッタGMがサンプにおいて、若手選手に関して素晴らしい結果を残してきたのも偶然ではないだろう。