4月1日、NTTドコモからソニー・エリクソン製スマートフォン「XPERIA X10」が発売された。

昨年、日本初上陸により話題となったGoogleのモバイル端末向けOS「Android」を搭載し、全面タッチパネルを備えたこの最新機種。スマートフォンの中で日本トップシェアを誇る「iPhone」の対抗馬として、大きな注目を集めている。実際に使用したブロガーからは、


「図表入りの記事はこちら」
・大画面でしかも凄く映像が綺麗！　ネットの通信速度も早くてビックリした。
・Android搭載なので、Googleサービスとの連携ができてかなり便利。
・キーボード式タッチ入力はなかなか優秀ですね。予測変換の精度も高いです。
・カメラ性能や処理速度など、基本スペックではiPhoneを大きく上回ってる感じ。

といった好評価がアップされた。
また、スマートフォンの機能を拡張する上で欠かせない、アプリケーションの数も約３万本と豊富。14万本以上というiPhoneのアプリケーション数には及ばないものの、

・まだ発展途上な感じだけど、とりあえず必要なアプリは揃ってるよ。
・Android端末はアプリ開発の自由度が高い。iPhoneアプリを越す日も近いかも？
・現状でも凄いアプリ数ですが、XPERIAの発売で更に盛り上がっていきそう。

といった言葉から分かるように、なかなかの環境が整っているようだ。さらに「XPERIA X10」の発売とあわせて、NTTドコモがドコモマーケットというアプリサポートサイトをオープン。これまで敷居が高いといわれていたAndroid搭載携帯の普及に向け全力で動き出している。
しかし、問題点もいくつか残されているようで、

・ケースなどのアクセサリーがまだまだ少ないですね。iPhoneが羨ましいです。
・操作に慣れないというより、どう使っていいのか分かりません（笑）。
・いろいろアプリを立ち上げていると電池が全然もたないっす。外部電源は必須！

などのコメントも。まだ販売したばかりなので仕方のない部分もあるが、なるべく早くサポート体制を強化してほしい。

そんな「XPERIA X10」を皮切りに、各社から続々と登場する国産のAndroid搭載携帯。ここ最近、発表や発売が相次いだことで、ブログ上でも大きな盛り上がりをみせ、

・auの「IS01」はAndroid携帯で初めてワンセグや赤外線にも対応！これが発売されれば最強じゃね？
・アメリカではAndroid携帯が急速に普及しているらしい。スマートフォン戦国時代って感じ。
・softbankから発売予定の「HTC Desire」は、カスタマイズが楽しめそうな雰囲気だった。
・「Xperia X10」の小型版「Xperia X10 mini」が海外で発表されてましたね。

などなど、最新の話題が次々とアップされている。
対するiPhoneも年内発売に向け新機種の開発が進めてられており、これからパソコン業界でいうWindowsとMac OSのようなシェア争いに発展する予感。スマートフォン旋風が吹き荒れる携帯電話業界は、今年、大きな転換期を迎えることになりそうだ。

（佐藤潮／effect）

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