ローマは27日のセリエA第31節で、首位インテルに2−1と勝利を収めた。先制点を挙げたMFダニエレ・デ・ロッシは「ゴール? 娘に捧げるよ。この勢いで弾みをつけよう。シーズンを通じてインテルの方が強かったけど、僕らも勝負していくのは当然だ。インテルのゴールがオフサイド? 気づかなかったな。リバウンドのツキにも恵まれていたよね」とコメントしている。

一方、決勝ゴールを奪ったFWルカ・トーニは、「本当に素晴らしい夜になったね。僕らは少し前から彼らを追いかけていた。ホームでの直接対決で勝つのは重要だったんだ。夢を実現しようとするならね。僕はこのグループのクオリティーを知っている。モチベーションがあることもね。みんながすごく意欲を持っていて、今日の僕らは素晴らしいパフォーマンスをしてみせた。とても重要な3ポイントだ」と語った。

また、トーニはワールドカップに向けてのイタリア代表入りについて、「それは5月に話そうじゃないか」とコメント。「今はチームメートたちとこの瞬間、この素晴らしい勝利を楽しんでいる。ローマの街に夢をプレゼントするために、全員で勝利を目指していこう」と続けている。

なお、ローマは終盤、インテルFWディエゴ・ミリートのシュートがポストを直撃し、あわや同点に追いつかれるピンチを迎えているが、FWフランチェスコ・トッティは「あのときは10キロ痩せたよ」と冗談を飛ばしている。