27日に行われるセリエA第31節では、2位タイにつけるローマが勝ち点4差で首位を走るインテルをホームに迎える大一番が予定されている。ローマのキャプテンを務めるFWフランチェスコ・トッティは負傷離脱が続いているところだが、このビッグマッチで復帰したいと考えているようだ。

同選手はロゼッラ・センシ会長とともに出席したカトリック大学でのイベントで、「監督が起用できる状態になるよう準備を整えているよ」と意欲的に語った。

トッティはここ数日でコンディションを上げているが、まだインテル戦の出場は確実ではない。ローマで生まれ育った彼は、再び自分の街に対する愛情を述べている。

「ローマにずっと残るというのは、自分の心で決めた選択だ。もしチームを変えたいと思っていたら、それは簡単に実現していたことだよ。僕は引退する前に、このユニフォームを着て、さらなる何かを手にしたいと思っているんだ」

一方、チームを率いるクラウディオ・ラニエリ監督は、トッティがローマにとって重要な選手であると強調した上で、インテルとの直接対決に向けた意気込みを語っている。

同指揮官は、「土曜日の夜の試合は重要なものだ。ローマの街全体が我々を見るね。いや、(ラツィオファンを除いた)“ほぼ”ローマ全体かな」と笑顔で述べた。