インテルは20日、セリエA第25節でサンプドリアと対戦し、ホームで0−0とスコアレスドローに終わった。だが、インテルは前半、DFワルテル・サムエルがひじ打ちを見舞ったとして一発退場となると、さらにDFイバン・コルドバも2枚のイエローカードで退場に。早い時間から9人での戦いを強いられてのドローだった。

試合の半分を通じ、ジョゼ・モウリーニョ監督は叫んでいた。彼の怒りは、ピッチ上ではっきりと見てとれたことだろう。手錠を示すかのようなジェスチャーが、あらゆる言葉よりも雄弁に物語っている。おそらく、だからだろう。インテルはサンプドリア戦後、コメントを残さないことを決定した。

モウリーニョ監督と選手たちは激怒している。サムエルとコルドバを退場としたタリアヴェント主審に怒っているのだ。だが、マッシモ・モラッティ会長はかん口令を命じた。今のところは、騒動はやめておけということだ。ただし、モウリーニョ監督はピッチを後にする際、試合について次のように語ったようだ。

「我々を倒せるのは、我々が6人になったときだけだ」