レキップ紙によると、インテルがモナコの17歳FW、テレンス・マケンゴの獲得に動いている。インテルは200万ユーロ(約2億6500万円)の移籍金を用意している模様で、早ければ今冬、遅くても来夏にはモナコにオファーが提出される可能性がある。マケンゴにはチェルシーも関心を寄せているとされる。

 マケンゴはコンゴ系フランス人で、父のサブー・マケンゴはかつてフランスのRCランスでプレーした。アンリやアネルカらを輩出した国立サッカー選手養成機関INFクレールフォンテーヌ出身で、昨年モナコとクラブ史上最年少の16歳4ヶ月でプロ契約(3年)を結んだ。昨シーズンは16歳リーグで26ゴールをマーク。中でも10月12日のアジャクシオ戦では1試合に7ゴールをあげて注目を浴びた。

 アフリカ系のフランス人選手には有望視される若手が多く、先ごろもコンゴ系のガエル・カクタ(RCランス→チェルシー、18歳)、ギニア系のポール・ポグバ(ル・アーヴル→マンチェスター・ユナイテッド、16歳)らの強引な青田買いが問題となったばかり。