21日に行われるセリエA第13節で、15位と下位に低迷するボローニャと対戦するインテルだが、ジョゼ・モウリーニョ監督はベストメンバーで試合に臨むことを断言した。

インテルはセリエAで2位ユヴェントスに勝ち点5差をつけて首位を快走しているものの、チャンピオンズリーグ(CL)では苦戦。グループFの首位に立つインテルだが、ここまでの戦績は1勝3分けとなっており、グループ最下位ディナモ・キエフとの勝ち点差はわずかに2という状況だ。そのため、24日に行われるCLグループリーグ第5節バルセロナ戦を落とせば、たちまち危機に陥る。

そのため、ボローニャ戦では一部の主力を休ませる選択肢もあるだろう。ただ、モウリーニョ監督にその考えはない。

20日の記者会見に臨んだ指揮官は、「ボローニャ戦でのターンオーバーはない。相手は監督を代えて、ホームでは2連勝中だ。即座にチームを改善し、モチベーションを高めたね」と警戒。アウェーでの一戦に全力で挑むことを強調した。

その言葉どおり、ボローニャ戦に向けた遠征メンバーには、主力がほぼ全員招集されている。普段のメンバーと異なる点は、離脱中のMFヴェスレイ・スナイデルとDFダヴィデ・サントンが不在となるだけだ。