ゲーム・アニメ世代の寵児、グラビアイドル、漫画家、歌手、ブロガーなどハイレベルな多彩さを見せるマルチタレント中川翔子。彼女はデビュー当時の不思議ちゃんキャラから、漫画の腕前がプロはだしのアニメ・ゲームおたく、とさまざまな“キャラ戦略”を模索して来た。昨年は歌唱力+コスプレーヤーの才能を生かしロック歌手キャラを炸裂するも、紅白落選の憂き目に。そろそろ話題の尽きた中川翔子の2009年“しょこたん”キャラは?


色白のナイスバディに可憐な小顔を乗せた中川翔子は頭の回転が速く、バラエティ番組にはひっぱりだこだ。抜群なビジュアルを生かしたカラフルなコスプレ・グラビアにも、日本男性のエロ心に火をつけた。常に興味深い言動で頻繁に更新されるブログは社会現象にもなっている。そんな “しょこたん”は常に自分がどう見られているかを意識し、巧妙なキャラ作りを考えてきた。

その試みは全て功を奏し、中川翔子は他のアイドルとは「頭ひとつ飛びぬけた存在感」を表す。

しかし、絶好調の“しょこたん”も少々ネタが尽きてきたようだ。人気の高騰による“外野”の存在も気になる。紅白落選後のブログ一時休止騒動も、ネットのアイドルであるがゆえに起きた現象だ。

2年ほど前には父親が早世の美男アーティスト中川勝彦だと24テレビで激白、アラフォーには懐かしい“かっちゃん”の映像と共に涙をさそった。この先これ以上の話題を提供できるだろうか。最近は以前より表情に影が見えるようになった気がする。

そんな“しょこたん”が今年画策するキャラはズバリ、「家庭料理作ってもらえなかったキャラ。」父親が亡くなった後、母と祖母と女性三人で暮らして来た“しょこたん”の家の食卓にはなぜか家庭料理が無く、毎日のご飯が出前かコンビニ弁当などであった。という少々ミジメなキャラ。もうファンの間では承知の事実なのかも知れないが、遠足の弁当は側面に偏り、喉が渇いていても数日前に作り置きした水筒の麦茶は腐っていて飲めなかった。というエピソードはかなりイメージダウン。もう捨て身のキャラづくりである。悪夢のような思い出を語る“しょこたん”の表情は険しく信憑性がある。幼い頃から家庭料理を食べていなかった為、“しょこたん”は料理が大の苦手という。なんともかわいそうでとても笑って見ていられない彼女の「食育不足キャラ」。『新堂本兄弟』(フジテレビ)でその話を聞いた堂本光一は、「信じられない。俺はすぐ思った味の料理が作れる」と自らの料理好きをチラリとアピール。いつもゲストに無関心な彼も目が輝き出し“しょこたん”に「すき焼き」のひとつも振舞う勢いだ。もしかしたら、これも“しょこたん”無意識の計算か。

堂本のような「料理自慢の男」は一見家庭的でいいように見えるが、食べ物に対する“こだわり”をカッコイイと勘違いし、すぐ他人の料理にケチをつけたり、鍋物の食べ方などにうるさいので実は女性から煙たがられる場合が多い。

「料理をつくってもらえなかった」“しょこたん”は、そんな煙たがられの料理好き男たちの料理魂に火をつけるのには願ってもない存在。ますます“しょこたん”が「無邪気な天使」に見えるのではないか。

こうして“しょこたん”のキャラ作りは2009年も安泰なのである。
(編集部:クリスタルたまき)

【関連記事】
富田靖子・アラフォー極秘出産のあっぱれ
似た者同士の母子?花田勝、再婚の危うさ。
小渕氏より少子化担当相に適任”大家族貧乏アイドル”上原美優。
爆笑問題の“シモ事情”に、鳥越俊太郎がカミングアウト。

-ITからセレブ、オタク、事件・事故まで。スルーできないニュース満載-
TechinsightJapan(テックインサイトジャパン)はコチラから!