セリエA第12節、アウェーのパレルモ戦前日の14日、インテルのジョセ・モウリーニョ監督が記者会見に臨んだ。

クラウディオ・ラニエリ監督率いるユベントスが12日のセリエA第12節ジェノア戦で4−1勝利を収め、インテルと並び暫定首位に浮上したことについて、モウリーニョ監督は「ラニエリのことは尊敬しているが、彼と私のサッカー観は異なる。勝ち点だけを見れば我々と並んでいるが、内容は異なる。また、パレルモ戦が終わる頃にはユベントスとは並んでいないはずだ」と強気にコメント。

一方、パレルモ戦に今季新加入のポルトガル人MFクアレスマと、ブラジル人FWアドリアーノの招集を見送った理由については「クアレスマに対しても特別扱いはない。彼はこれまで出場機会を得ており、今後もそのスタンスは変わらない。今回は彼を休ませて、来週に備えたいだけだ。アドリアーノに対しても特別扱いはしていない。彼の招集を見送った理由は、彼が火曜の練習に参加していなかったからであり、彼を干しているわけではない。昨日、ようやくチームに合流したが、本格的な練習を開始したのは今日からだ。私の目には彼がコンディション万全とは映っていない」と説明。夜遊びが原因でフィオレンティーナ戦前日練習を遅刻して以降、不招集が続くアドリアーノだが、指揮官はコンディション不良による招集見送りをアピールした。