セリエA第11節(最終日)が各地で行われ、インテルはホームで前節勝ち点で並んでいたウディネーゼと対戦し、試合終了間際のFWクルス弾で1−0辛勝を収めた。勝ち点を「24」に伸ばしたインテルが首位に返り咲いた。

 試合後、インテルのジョセ・モウリーニョ監督は「ウディネーゼは確かに素晴らしいチームだが、今日のインテルは輝きに欠けていた。唯一評価できる点は、ディフェンスが善戦していたことだ。ウディネーゼには素晴らしいフォワードが3人いるが、これといったピンチに陥ることはなかった。一方、得点機で我々は苦戦を強いられてしまった。しかし、審判が笛を吹いた時点で試合は終了する。前節のレッジョ・カラブリアでの試合同様に、選手達は勝利に執着し、最後まで諦めることなく戦った。チームが勝利への意欲を持ち続けている限りは、問題は起きない。我々が勝利を収め、3ポイントを稼いだ。現状では我々が国内リーグ戦セリエA、そして欧州CLグループリーグでも首位を走っている」と胸を張った。