CLの試合で、マンチェスター・ユナイテッドに0−3と完敗したセルティックのゴードン・ストラカン監督が試合後、「この2年間、すごいチームと何度か対戦してきたが、彼らがベストだと思う」と対戦相手を絶賛。「ヨーロッパの舞台で見た中で最高のパフォーマンスの一つだった。彼らを倒すのはよほどのチームじゃないと無理だね」と話した。
「ウェイン・ルーニーは相手にならないよ。彼のようなワールドクラスの選手がいて、さらにほかにもワールドクラスの選手が2人まわりにいて、さらに6、7人の代表選手がいるんだからね」とお手上げの状態だったことを認める。
 ベルバトフに2ゴール、ルーニーにもゴールを許したわけだが、ベルバトフのゴールはいずれもオフサイドの位置からものだった。しかし、ストラカン監督はそれは言い訳にはならないと言う。
「試合には決断が必要で、ああいう形で2点を取られたのは打撃だよ。だが、私はここに座ってそれについて文句を言う気はない。私もチームも、完敗だったことはわかっている。それでもなんとか踏みとどまっていたチームをうれしく思う。0−7で負けたかもしれなかったんだからね。ローマはここで7点取られているんだよ」
 セルティックはこの敗戦で、3試合でわずか勝ち点1。2週間後のホームでは、UEFAカップ出場権を得るためにも結果が必要だ。
「厳しい試合となるだろうが、ファンのためにもいいパフォーマンスをして、マンチェスター・ユナイテッドにうちはもっとましなチームだってことを見せなければならないね」と結んだ。