紳士服ブランド「ポロ・ラルフ・ローレン」の創業者ラルフ・ローレンはクラシック・カーのコレクターとして有名で、ベントレー・ブロワーやアルファロメオ 8C 2900などを所有しています。また、新しい車でもマクラーレンF1やブガッティ・ヴェイロンを所有していることが知られています。

そんなラルフ・ローレンが世界一速い市販車トップ10にランクインしているヴェイロンに乗っているところに遭遇した人がいました。彼は思わずヴェイロンについて行ってしまい、最後はラルフと会話まで交わしたそうです。

詳細は以下の通り。
My Encounter with Ralph Lauren and his Bugatti Veyron - July 16, 2007 - GTP Forums

コロラド州在住の男性が彼女と観光をしたあと、ラルフ・ローレンの所有する大牧場のあたりを走っているときにヴェイロンが走ってくるのを見つけたそうです。彼はすぐに車をターンさせると、ヴェイロンにひたすらついていきました。

追跡中。


ナンバープレートもくっきり。


完全にストーカーかパパラッチ状態。


バレている気がする。運転席に見えているのがラルフ・ローレン。


やがてヴェイロンはプレイサービルという町の小さな駐車場に止まり、彼はそこでドライバーがラルフ・ローレンだと確認しました。

これは助手席側。同乗者はラルフよりも若いひげの男性。


同乗者が窓を開けたので、彼はヴェイロンに歩み寄ってラルフ・ローランと会話を交わしました。内容は以下のような感じ。

男性:(ヴェイロンは)どうですか、ラルフ?
ラルフ:素晴らしいよ。君のシャツはいいね(この時、ちょうどポロシャツを着ていた)
男性:ありがとう、僕も気に入っています。
ラルフ:(男性の彼女に)君のもなかなかだ(彼女は男性のスウェットを借りていた)
彼女:どうも。彼のものよ。
男性:ヴェイロンにはどれぐらい乗っているんですか?
ラルフ:だいたい一年ぐらいかな。
男性:さっき、それに乗って牧場から出てきました?
ラルフ:ああ。
男性:今までに経験したのと何か違いはありますか?信じられないほど速いとか。
ラルフ:知っての通り、決められた制限速度は守っているよ。
男性:ちゃんとわかっています。
ラルフ:君はこれをどう思う?
男性:美しいですね…まったく素晴らしいです。こういうことをして申し訳なく思います。
ラルフ:それについては気にしてないよ。
男性:ヴェイロンを出してくれたことにすごく感謝しています。
ラルフ:どういたしまして。

そして走り去るラルフのヴェイロン。


ラルフ・ローレンの男前な対応には感服しました。でも、みんなが同じように対応してくれるとは限らないので、有名人をみかけても追跡するのはやめておきましょう…。

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