男性が「結婚を前提に」付き合いたくなる女性の条件

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「結婚を前提に付き合って欲しい」こう男性に言われたいアラサー女性は多いのでは。一体どういう女性がそう思ってもらえるのでしょう。でも、そもそも「結婚を前提に付き合う」って何? 付き合う上での注意点とは? 一般人アンケートでまとめました。

<目次>
■結婚を前提に付き合いたい女性とは
●「結婚を前提に付き合いたい」と言われたときの女性の心理
●「結婚を前提に付き合いたい」と言う男性の心理
●結婚を前提に付き合いたくなる女性
■結婚を前提に付き合うってどういうこと?
●女性が考える結婚を前提にした付き合い
●男性が考える結婚を前提にした付き合い
■結婚を前提に付き合ったけど別れた人の割合
●結婚を前提に付き合ったけど別れた人の割合
●結婚を前提に付き合ったけど別れた理由
■結婚を前提に付き合った人と結婚した人の割合
■結婚を前提に付き合う際の注意点
●結婚を前提に付き合う場合どのくらいの期間で結婚するべき?
●親への紹介(挨拶)はどのくらいでするべき?
●結婚前提で付き合う場合同棲はするべき?
●結婚前提でお付き合いするときチェックしておきたいところ
■まとめ

■結婚を前提に付き合いたい女性とは

結婚を前提に付き合いたいと言われたら、女性はどんな気持ちになるのでしょう。また、そんな風に望まれる女性とは一体どんな人なのか? 未婚の男女の本音から迫ってみました。

●「結婚を前提に付き合いたい」と言われたときの女性の心理

未婚女性に、男性に「結婚を前提に付き合いたい」と言われたらどう思うかアンケート調査をしてみました。どういった気持ちになるのでしょうか、詳しく見てみましょう。

☆嬉しい!

・「嬉しい。自分も望んでいるので」(25歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)

・「この年頃だと結婚を前提にしないと付き合わないので、嬉しい」(25歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)

☆真面目な男性だと思う

・「真面目なんだなぁと思ってちょっと好印象」(38歳/機械・精密機器/事務系専門職)

・「真面目だと思うし、自分が結婚したいと思う相手なら嬉しい」(36歳/医療・福祉/専門職)

☆嬉しい……でも

・「嬉しいけど、本当にこの人が運命の人なのか、何度も会い確かめてからでないと結婚は考えられないのでいきなり結婚前提は難しいのでは?と思う」(37歳/その他/販売職・サービス系)

・「嬉しいけど、付き合ってみないとわからないと思う/(36歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)

☆ちょっと重い

・「少し重いけど付き合ってみて様子を見る」(23歳/小売店/販売職・サービス系)

・「重い。付き合ってみないと違いの本性は分からないのに、昔からの友達でもない限り結婚前提という言葉は理解不能。私のことも何も知らないのに大丈夫?と思ってしまう」(28歳/金融・証券/専門職)

ほとんどの女性は、まずは「うれしい」と思いますが、それからいくつかのパターンに分かれるようです。元々、好意のあった男性であれば、嬉しい→お付き合いする。この告白で、真面目で誠実なのではないかと男性に好印象を持つという女性もいました。相手の事をあまり知らない場合は、「何故?」という気持ちが先にくるようです。付き合ってもいないのに、結婚相手にしていいのか、逆に相手を信用できないという意見もありました。また、「結婚前提」という付き合い方が、重く感じてしまうという声も。相手のことをよく見極めてからの「結婚」と考えている女性が多いようです。年齢によっても、受け取り方が違うようにも感じました。

※『マイナビウーマン』にて2017年3月にWebアンケート。有効回答数415件(22歳〜39歳の交際経験のある未婚女性)

●「結婚を前提に付き合いたい」と言う男性の心理

では、「結婚を前提に付き合いたい」と言う側の男性は一体どういう心理で、こう言うのでしょうか? 未婚男性に聞いてみましょう。

☆結婚して安定したい

・「生活と人生を安定させたいし、自分なりにケジメつけたいから」(36歳/その他/その他)

・「自分の将来を見据えている。または、すぐに結婚したいと考えている」(27歳/その他/営業職)

☆その女性以外、結婚を考えられない

・「どうしてもその子と結婚したいと思ったから」(36歳/その他 /販売職・サービス系)

・「その方の今までの人生において、最も素晴らしい方と出会えたのではないでしょうか」(39歳/団体・公益法人・官公庁/その他)

☆結婚願望が強い

・「一刻も早く結婚したくて焦っている」(27歳/その他/その他)

・「結婚願望が強い人だと思う。プレッシャーを与えている」(32歳/情報・IT/技術職)

☆この女性を絶対に手放したくない

・「この女性を離したら、一生後悔すると、細胞レベルで騒いでいるとき」(30歳/情報・IT/営業職)

・「その女性を絶対に手放したくないという心理もしくは彼女を安心させたいという思い」(36歳/小売店/販売職・サービス系)

☆真剣に付き合いたい

・「いずれ結婚したいことを口にすることで、本気で付き合いたいと思っているとアピールしている」(37歳/その他/その他)

・「『そこまで先を見据えて告白している』という誠実さをアピールしていると思います。自分も付き合う時は、そう言いました」(27歳/その他/経営・コンサルタント系)

☆結婚適齢期の年齢

・「基本的にある年齢を越えたら自然な流れでその発言になると思う。特に特別に考えてる訳ではないと思う」(33歳/食品・飲料/営業職)

・「結婚適齢期の年齢。時間をかけて付き合う事が難しい年齢」(37歳/医療・福祉/専門職)

回答には各男性の結婚観が現れていました。年齢的なこと、家庭をもって安定したいことなど、理由は様々ですが、結婚願望が強い男性の場合は、本気で結婚前提に考えて告白しているようです。一方で、そこまで結婚願望はなくても、相手の女性を他の男性に取られたくない、絶対に手放したくないと考えている場合に、このフレーズを言う場合もあるようです。また、自分は真剣に付き合いたいと思っていること、誠実さアピールをするときも、結婚前提という言葉を使うようなので、女性も「絶対に結婚する」と鵜呑みにしないほうがいいかもしれません。とはいえ、不誠実な気持ちで言っている感じは無さそうです。

●結婚を前提に付き合いたくなる女性

では、どういう女性が「結婚を前提に付き合って」と言われる女性なのでしょうか? 引き続き未婚男性に聞いてみました。

☆家庭的な女性

・「料理が上手かったり世話好きだったりするなど家庭的な性格の女性」(37歳/その他/その他)

・「優しく家庭的で料理が出来る女性」(36歳/商社・卸/営業職)

☆価値観があう女性

・「価値観や親近感があり、他の女性とは別格の違いがある人」(31歳/小売店/販売職・サービス系)

・「子育てや家事の分担など、価値観がより近い方である時 」(39歳/団体・公益法人・官公庁/その他)

☆包容力がある女性

・「おおらかで優しく、ケンカなどできなさそうな心優しい人」(23歳/その他/その他)

・「美人で、気立てもよく包容力がある女性」(27歳/団体・公益法人・官公庁 /事務系専門職)

☆いつでも笑顔の女性

・「いつも笑顔が絶えず心穏やかで優しい人」(34歳/その他/販売職・サービス系)

・「笑顔がかわいい。なんでもすぐに笑ってくれるなど」(36歳 /その他/販売職・サービス系)

☆結婚後の生活が想像できる女性

・「安定した生活が送れそうな場合など、堅実さを求める女性」(25歳/機械・精密機器/技術職)

・「常識人だったり生活感がある女性」(36歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)

☆一緒にいたいと思わせる女性

・「家庭的であったり、一緒にいたら楽しいだろうなと思う 」(35歳/その他/その他)

・「性格や相性があい、一緒にいたいと思わせてくれる」(32歳/情報・IT/技術職)

☆相性が良い女性

・「性格や相性があう、結婚後の生活風景が予想しやすい」(26歳/医療・福祉/その他)

・「相性抜群の人だと感じ取ったときに」(29歳 /電機/技術職)

男性が結婚を前提に付き合いたくなる女性の条件は、ほとんどが「一緒に生活したときの相性」に関係するもののようです。第一印象でわかるものでもないので、その女性の普段の言動から想像するのではないでしょうか? 最初は外見の好みだとしても、付き合う以前に観察されているのかもしれませんね。回答を見た限りでは、付き合うときにいきなり結婚を前提にと切り出すのは、年齢などで結婚願望がとても強い少数派で、付き合っていくうちに切り替わっていくのではないかと思いました。

※『マイナビウーマン』にて2017年3月にWebアンケート。有効回答数404件(22歳〜39歳の未婚男性)

■結婚を前提に付き合うってどういうこと?

では、「結婚を前提に付き合ってください」と言われて、OKした場合、一体どんな付き合い方をしたらいいのでしょうか? 普通のお付き合いと何がちがうのでしょう? 結婚前提の「付き合い方」に迫ってみました。

●女性が考える結婚を前提にした付き合い

まずは、女性が考える結婚を前提とした付き合いについて、聞いてみました。未婚女性のみなさんに答えてもらいましたよ。

☆将来の設計を考える

・「将来ずっと一緒に生活していくことをイメージしながら、多角的に可能かどうかを判断すること」(32歳/金融・証券/営業職)

・「将来設計や価値観のおおよその一致があること、合コンなどに行かない真面目なお付き合い」(37歳/建設・土木/事務系専門職)

☆結婚するための観察期間

・「結婚を想定してあらゆる言動を観察するということ」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

・「結婚のために準備したり相手を見極める」(28歳/建設・土木/秘書・アシスタント職)

☆お互いの家族、家を意識したお付き合い

・「どちらの両親にも相手を紹介し、公に付き合うこと。何も言わないよりは簡単に別れにくくなる」(29歳/ソフトウェア/技術職)

・「お互いの将来について具体的に考え、家族のことまで考えられること」(24歳/医療・福祉/専門職)

☆結婚準備のための同棲

・「同棲などをして、お互いの生計を共にして、将来のことを一緒に考えられる関係のことだと思う」(24歳/その他/秘書・アシスタント職)

・「同棲などをして、24時間365日一緒にいても大丈夫かを確認」(24歳/医療・福祉/専門職)

☆隠し事はしない

・「最初から自分をさらけ出すことだと思います。例えば、収入や家のことなどです」(38歳/その他/クリエイティブ職)

・「お互いの欠点も受け入れ、困難から逃げ出さないで二人で向き合う覚悟をした上でのお付き合い」(24歳/建設・土木/その他)

女性が考える結婚を前提にしたお付き合いとは、結婚するための準備期間のようです。何より相手と同じ価値観で生活できるかどうかに慎重になるようですね。また、将来一緒に生活するかもしれない、相手の両親との関係も気になるところです。一生一緒に生活していけるのかを見極めるために、同棲生活も視野に入れている人も。同棲は、ハードルが高いですが、週末にお泊りするとか、旅行に行くとか、24時間一緒にいてみて、相手の悪いところも受け入れられる覚悟ができるかどうかを知りたいというところでしょう。また、自分のことも相手が受け入れてくれるかどうか心配ですよね。

●男性が考える結婚を前提にした付き合い

続いて、未婚男性に、結婚前提の付き合い方について聞いてみました。女性の意見とズレがないといいのですが。

☆相手の家族との交流がある

・「彼女や自分の両親との交流がある。結婚後には家族との付き合いが必要になるから」(37歳 /その他/その他)

・「お互いの両親、特に女性方の両親に交際の許可を得ていること」(30歳/その他/その他)

☆責任感

・「将来を考えて一生守りたいと思えるかどうか」(25歳/建設・土木/技術職)

・「相手の人生も一緒に背負って行く覚悟」(39歳/運輸・倉庫/その他)

☆結婚準備期間

・「相手の全てを受け入れられる準備をする期間だと思います」(26歳/商社・卸/販売職・サービス系)

・「同棲などをして結婚までの準備段階をする」(35歳/農林・水産/その他)

☆一緒に家庭を築いていけるか

・「生涯一緒に家庭を築いていける人間かを見極める付き合い」(39歳/小売店/販売職・サービス系)

・「将来、一緒に暮らせるというイメージが湧く人」(30歳/その他/その他)

☆信頼関係

・「腹を割って話せる関係夫婦生活には信頼関係が必要だから」(34歳/情報・IT/事務系専門職)

・「お互いに隠すことなく、素の自分を出して生活すること」(27歳/団体・公益法人・官公庁/その他)

男性が考える結婚を前提にした付き合いも、女性同様に、結婚への準備期間として、相手と一生生活していけるのかを観察し、イメージを共有していけるようにするようです。結婚はお互いの家の付き合いも始まり、新しい家族も増えるという意識もあるようで、お互いの両親もことも気にしています。女性にはなかった回答では、妻となる人を守っていく覚悟や、責任感を持つということが、男性にはありました。大きなズレが男女間になくて安心しましたね。

■結婚を前提に付き合ったけど別れた人の割合

結婚を前提に、お付き合いを始めたものの、結婚には至らずに別れてしまったというカップルもいるはずです。破局の原因は何だったんでしょうか?

●結婚を前提に付き合ったけど別れた人の割合

まず、結婚を前提に付き合ったけれど別れてしまった人の割合を調べて見ましょう。

Q.結婚を前提に付き合ったけど、別れた経験はありますか?

・ある……34.77%
・ない……65.23%

※有効回答417件

結婚を前提に付き合ったけれど別れてしまった人はなんと全体の3割以上もいました。結婚を前提に付き合っても、結婚に至らないことは意外と多いのかもしれませんね。

●結婚を前提に付き合ったけど別れた理由

先ほどの質問で「ある」と答えた未婚男女に、結婚前提だったのに別れてしまった理由を聞いてみました

☆マリッジブルー

・「相手がマリッジブルーになり、精神的におかしくなったから」(34歳男性/団体・公益法人・官公庁/その他)

・「一生一緒にいると思ったら嫌になった」(38歳女性/自動車関連/営業職)

☆両親と上手くいかなかった

・「相手の両親と上手く出来なかった」(25歳女性/生保・損保/営業職)

・「家の人間との不仲により彼女が別れを告げてきた」(34歳男性/その他/その他)

☆性格・価値観の不一致

・「性格の不一致などが重なり、すれ違い」(37歳男性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

・「性格の不一致。ケチだった。嘘ばっかりつく人だった。モラハラだった」(32歳女性/建設・土木/事務系専門職)

☆浮気

・「相手の浮気発覚と、それを抑えられなかった自分の未熟さ」(39歳男性/商社・卸/事務系専門職)

・「浮気されて相手の方が妊娠したので」(38歳女性/マスコミ・広告/営業職)

☆若かった

・「お金の管理、価値観の違い、若いのであまり深く考えて無い」(37歳男性/金融・証券/営業職)

・「お互いにまだ学生だったし、お互いに我慢しすぎてしまいました。今だったらもっと上手に付き合えたかも」(38歳女性/情報・IT/事務系専門職)

☆結婚前提は嘘だった

・「多分、騙されていたのだと思います。結婚を匂わせながら、まったく行動してくれなかったので別れました」(32歳女性/小売店/販売職・サービス系)

・「結婚を前提に、とはただの口約束だから。引き返すハードルは低い」(32歳男性/学校・教育関連/クリエイティブ職)

別離の理由がマリッジブルーや、親の反対・不仲などは、「結婚前提」があるからとも言えそうですね。性格の不一致、浮気などは、普通に付き合っている男女の別れあるあるとも言えるでしょう。乗り越えられなったのも、それだけ相手のことを真剣に結婚相手として見ていたからではないでしょうか。ただ一方で、「結婚前提は嘘だった」といった意見も見られました。少数派なことを祈りたいところです。

※『マイナビウーマン』にて2017年3月にWebアンケート。有効回答数407件(22歳〜39歳の交際経験のある未婚男女)

■結婚を前提に付き合った人と結婚した人の割合

では、結婚を前提に付き合って、そのまま結婚に至った男女の意見も聞いてみましょう。まずは既婚男女に、「結婚前提で付き合った人」と結婚したかどうかを聞いてみました。

Q.結婚相手は、結婚を前提に付き合った人でしたか?

・結婚を前提に付き合った人……64.47%
・結婚を前提に付き合った人ではない……35.53%

※有効回答456件

結婚を前提に付き合った人と結婚した人が多数派という結果となりました。やはり、結婚を前提に付き合うと、結婚する可能性は高まるようですね。特にお付き合い中に問題が出なければ、とんとん拍子に結婚に至りそうですよね。

※『マイナビウーマン』にて2017年3月にWebアンケート。有効回答数456件(22歳〜39歳の既婚男女)

■結婚を前提に付き合う際の注意点

結婚を前提に付き合って結婚する人が多数派とはいえ、結婚を前提に付き合ったのにも関わらず約35%が別れてしまっている事実。結婚を前提に付き合ったからといって、必ず結婚に至るわけではないことは分かりましたよね。そのまま幸せな結婚にゴールするためには、どんなことを注意したらいいのでしょうか。

●結婚を前提に付き合う場合どのくらいの期間で結婚するべき?

まずは、結婚を前提に付き合う場合は、どのくらいの期間で結婚すべきなのでしょう? 未婚男女の意識を聞いてみました。

Q.結婚を前提に付き合う場合どのくらいの期間で結婚するべきだと思いますか? 

1位……1年以上1年半未満(27.10%)
2位……半年以上1年未満(22.54%)
3位……1年半以上2年未満(18.94%)
4位……2年以上3年未満(12.95%)
5位……3年以上(11.27%)
6位……半年未満(7.19%)

一番多かったのは「1年以上1年半未満」と答えた人でした。約3割がこのくらいの期間がいいと思っているようです。3年以上は長すぎ、半年未満は早すぎというところでしょうか。大体1年くらい付き合えば、お互いのこともわかるし、間延びせず、結婚準備をするにも丁度いい時間なのかもでしれません。

●親への紹介(挨拶)はどのくらいでするべき?

結婚を前提に付き合う場合、親への紹介はどのくらいですべきなのでしょう? 未婚男女の感覚を調べてみました。

Q.結婚を前提に付き合う場合どのくらいで親に紹介(挨拶)するべきだと思いますか?

1位……半年以上1年未満(32.13%)
2位……1年以上1年半未満(18.71%)
3位……3カ月以上半年未満(17.99%)
4位……1カ月以上3カ月未満(9.59%)
5位……2年未満(9.11%)
6位……1年半以上2年未満(6.47%)
7位……1カ月未満(6.00%)

一番多かった意見は「半年以上1年未満」で3人に1人がこう考えているようです。1カ月未満は流石に少ないですが、3カ月以上半年未満も約18%いるということから考えると、結婚を前提に付き合うのであれば、早めに親に紹介したほうがいいと思っているようです。親に紹介することで、口先だけでない「結婚前提」の証明にもなるからでしょうね。

※『マイナビウーマン』にて2017年3月にWebアンケート。有効回答数407件(22歳〜39歳の交際経験のある未婚男女)

●結婚前提で付き合う場合同棲はするべき?

結婚前提で付き合うと言うのは、結婚のお試し期間、と考える向きがありますが、同棲はしてみるべきなのでしょうか? 今度は結婚を経験している既婚者に聞いてみました。

Q.結婚を前提に付き合う場合、同棲してみるべきだと思いますか?

・同棲してみるべき……37.28%
・どちらかというと同棲してみるべき……37.28%
・どちらかというと同棲はしないほうがいい……14.04%
・同棲はしないほうがいい……11.40%

※有効回答456件

どちらかと言えば〜も合わせて、同棲してみるべきと考える男女は約75%になりました。今回の他のアンケート結果からも、一緒に住んでみて解ることもあるし、この先ずっと一緒に生活できるかどうかを見極めるためにも、同棲はしたほうがいいと考える男女が多いようです。そこで起きるだろうトラブルを回避できないようでは、結婚も無理なのではという意見なのでしょうね。結婚前提の同棲であれば、両親も快く許可してくれそうです。

●結婚前提でお付き合いするときチェックしておきたいところ

では、結婚前提でお付き合いするとき、チェックしておきたいところはどんなところなのでしょうか? 経験を踏まえて、既婚男女に聞いてみました。

★男性が彼女をチェックしておくところ

男性が結婚前提の彼女についてチェックしておくところを既婚男性たちに聞いてみました。結婚経験者ならではの意見、しっかり参考にしましょう。

☆金銭感覚

・「金銭感覚。どんなものを大切に思い、どんなものはおろそかにするのかということ」(29歳/情報・IT/販売職・サービス系)

・「経済感覚、金銭感覚の違いなど」」(39歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)

☆生活スタイル

・「生活基準が合うか合わないか。育った環境が違う為、たまに信じられない事をする可能性がある為」(26歳/機械・精密機器/その他)

・「生活したときに家でどのように過ごすのか、生活スタイルはチェックしておきたい」(35歳/情報・IT/技術職)

☆家事ができるか

・「家事全般が出きるか。生活のやりくりが出きるか。現実と見据えて行動できることが出きるか」(31歳/電機/技術職)

・「家事がそれなりに出来るかどうか。何も出来ないと自分が苦労するから」(37歳/自動車関連/技術職)

☆価値観が同じか

・「趣味や価値観や生活感が同じかどうか」(29歳/医療・福祉/専門職)

・「価値観が少しでも同じなのかをチェック」(28歳/不動産/営業職)

☆一生一緒にいられそうかどうか

・「長く一緒にいられるかどうか。内面をみる」(28歳/金融・証券/営業職)

・「一生を一緒にいれるかどうかよく考える」(28歳/その他/その他)

☆こんなところも大事かも

・「怒り所、笑い所は、調べておくべき。結婚生活の中で知っておけば良かった瞬間が必ず訪れる」(33歳/団体・公益法人・官公庁/その他)

・「基本的な礼儀作法を含めた常識ある行動ができるかどうか」(35歳/警備・メンテナンス/販売職・サービス系)

男性のチェックするポイントで多かったのは、「金銭感覚」と「家事ができるかどうか」、続いて「生活スタイル」、「価値観」というような順番でした。これから家庭を築いて行く上で「貯金」は大切な習慣です。子どもにも、マイホームにも、何かといえばお金が必要になります。何にお金を使うのが大事かという感覚が一緒ならばいいですが、どうしても週末は毎週外食にしたいとか、年に一度は海外旅行に行きたいとかが譲れないとなると、それに見合った収入がないとなかなか難しいですね。家事ができるかどうかも、大問題のようです。男性としては出来るだけ女性にやって欲しいと思っているようですね。

★女性が彼氏をチェックしておくところ

続いて、女性がチェックしておくべきところを既婚女性たちに聞いてみました。未婚者だと思いつかない意見もあるかもしれませんよ!

☆義理の家族について

・「相手の親。親の影響ってすごいあるからどんだけ違うと思っても見ておいて損はない」(34歳/その他/その他)

・「彼の親やきょうだい。お金の使い方」(39歳/学校・教育関連/専門職)

☆金銭感覚

・「お金の使い方。お金は結婚した上でかなり重要になってきます。生活を共にしていくので、浪費ばかりの人は結婚をしないほうが良いとおもいます」(31歳/その他/その他)

・「金銭感覚や生活上の考え方をチェックしておくと良い」(30歳/機械・精密機器/営業職)

☆生活力・家事能力

・「生活力の有無は結構大事だと思います。1人で完璧に家事が出来なくても別に良いけれど、最低限言われたことはやってくれるのか、一緒に手伝ってくれるのか、など」(33歳/その他/技術職)

・「生活力。家事が出来るか、出来なくてもやる気があるか」(37歳/不動産/事務系専門職)

☆マナー・一般常識

・「食事の仕方(箸の持ち方、食べ方、食事中の会話の仕方)、買い物の仕方(値段のラベルを見るか見ないか、会計時の対応)、身の丈に合った生活をしているかどうかを見る。食事の仕方は癖が出やすいのであんまり汚い食べ方されると愛も失せる。身の丈に合った生活してないのは破産と破滅を招くので愛も失せるどころかその人の前から去ります」(35歳/その他/事務系専門職)

・「酒癖、女癖、ギャンブル、借金があるかどうか」(28歳/食品・飲料/販売職・サービス系)

☆生活習慣

・「生活に差がありすぎないか、どうか」(27歳/医薬品・化粧品/技術職)

・「生活習慣や、食べ物の好き嫌い、こだわりのポイント」(33歳/学校・教育関連/専門職)

☆こんなところも要チェック

・「例えば外食先などでの、店員さんへの態度」(33歳/その他/その他)

・「浮気や、暴力、お金にだらしないかどうか」(39歳/情報・IT/事務系専門職)

ただのお付き合いしている最中とチェックポイントが大きく変わるところは、義理の家族との関係と金銭感覚のようです。お互いが地方出身で職場の関係で首都圏に住んでいる場合は、お正月やお盆のはどちらかの実家に帰省することが多いでしょう。そうなった時に、相手と義理の家族の関係が良い場合と悪い場合では、お嫁さんの扱いもぜんぜん違うでしょうから、女性としては大切なポイントになりそうです。

※『マイナビウーマン』にて2017年3月にWebアンケート。有効回答数456件(22歳〜39歳の既婚男女)

■まとめ

全く知らない人、もしくは大嫌な人に言われるのでなければ、「結婚前提で付き合ってください」と言われたら、女性の多くはうれしく感じるようです。男性がこの条件を出して告白するときは、早く結婚したい、真剣に交際したい、他の男性に取られたくないと思っているようですね。実際に、数字でも約65%は結婚前提に交際をして、そのまま結婚しているようです。男性が結婚相手として意識する女性は、金銭感覚がしっかりしていて、家事全般が普通にできる女性、その上に、自分と同じ価値観をもっていたり、性格が合えばななお良いという感じでしょうか。もし、意中の人に「結婚前提で〜」を言わせたいのであれば、金銭感覚がしっかりして家庭的なアピールをしてみてはいかがでしょう。

(岩崎弘美/フォルサ)

※画像はイメージです