2016年6月5日、次のような写真付きのツイートが投稿され、大きな話題となっている。

写真は「ラムネわらび餅」の商品のクローズアップ。なんとも涼しげなわらび餅ではないか。「何もつけなくてもラムネ風味の優しい味でおいしいし、粉をつければひんやりしゅわしゅわラムネ感たっぷりで二度おいしい」というコメントが添えられている。

このツイートには、4万を超えるリツイートがあり、今も拡散中である。いったいこれは何だろう?

「宝石みたい」「綺麗だなぁ......」「この上で寝たい」という声も


ラムネわらび餅(写真は編集部撮影)

この商品は、千葉県野田市にある株式会社明日香が製造する「ラムネわらび餅」だ。同社は、大阪府八尾市に本社を置く明日香食品株式会社の首都圏向けの生産拠点である。ホームページによると、東日本の今月のおすすめ商品として、下のように紹介されている。

わらび餅とラムネのコラボレーション
さわやかなラムネ風味のわらび餅です。
冷して美味しく、ぜひご家族でお召し上がりください。
お好みで刺激的なしゅわしゅわパウダーをかけてお楽しみ頂けます。

冒頭のツイートには、こんな声が寄せられている。

「宝石みたい」「綺麗だなぁ......」などといった感想が多い。涼しそうだから、「この上で寝たい」という声もあった。

「自分も食べました。オイシカッタ」という報告もあった。

そこでJタウンネット編集部の記者は、JR市ヶ谷駅近くのスーパー「マルエツ」に行き、「ラムネわらび餅」を探してみた。和菓子コーナーで目指す品を発見した。急いで会社に戻り、食べてみた。

わらび餅は透明で、ぷるぷるとしている。口に入れると、ひんやりしていて、もちもちとした歯応えだ。大きさはぶどうの粒ぐらいだろうか。ほんのり甘く、さわやかな風味が心地よい。

原材料を見ると、「砂糖、レモン果汁、わらび粉、加工デンプン、......」と書かれている。きわめてシンプルなレシピのようだ。

この餅には「しゅわしゅわパウダー」という袋入りのパウダーが付いている。一見白い粉末だが、「ぶどう糖、砂糖、酸味料、重曹、......」が含まれており、ラムネっぽいシュワシュワ感が味わえる。わらび餅にパウダーをお好みでまぶしながら食べる、という趣向だ。

わらび餅だけでもさっぱりしておいしいのだが、パウダーをまぶして食べると、ピリッとした刺激がなぜか快感である。いつのまにかパウダーがクセになってしまい、真っ白になったわらび餅を食べていた。


ラムネわらび餅ポスター(明日香食品株式会社公式フェイスブックより)

「ラムネわらび餅」については、明日香食品株式会社の公式フェイスブックからも「東日本 6月のおすすめ商品」として、投稿されている。「イオン、イトーヨーカドー、いなげや、西友、まいばすけっと、マルエツ」などで販売、と記されている。