いよいよ今週末から今季のJリーグがスタートします。今年も多くの選手の移籍があり、監督交代がありました。今シーズン、僕は上下がハッキリ分かれたシーズンになるのではないかと思っています。

リーグを引っ張るのは浦和とG大阪ではないでしょうか。戦力は充実していますし、監督もじっくりチームを見ているので、ぶれないでしょう。

その下に続くグループが、鹿島、川崎、広島という、常に安定した力を発揮しているチームだと思います。だけど、リーグを引っ張るには今ひとつのインパクトがありません。

もしこの3チームが本気でタイトルを狙うなら、途中補強も考えたほうがいいでしょう。去年の王者、広島はドゥグラスが抜け、アジアチャンピオンズリーグにも出場しなければならないというのに、選手層があまり厚くないのが心配です。

中堅グループとして、僕は仙台、大宮、FC東京、横浜FMを挙げておきます。仙台は常に手堅くまとめてきますし、大宮も前半戦か後半戦のどちらかで力を発揮します。

FC東京は、監督が交代して1年目ということで、混乱がありそうな気がするぶん中位グループに入れておきます。横浜FMは守備の強さで持ちこたえるのではないでしょうか。

さて、柏、湘南、甲府、新潟、磐田、名古屋、神戸、福岡、鳥栖の9チームは、どこが降格してもおかしくないと思います。それほど今年の残留争いは複雑になるのではないでしょうか。

2010年王者の名古屋、2011年王者の柏は、辛いシーズンになると想像しています。2ステージ制ですから、残留争いがわかりにくいのが難点です。

さて、僕が思う今年の大本命はG大阪、対抗が浦和です。大穴にはFC東京を挙げておきます。城福浩監督は2度目のFC東京の指揮。その意味では、新監督といえども、もしかしたら最初からうまくいく可能性もあるでしょう。つまり本命が青、対抗が赤、穴が青赤です。

選手のみなさん、まだまだ寒い季節ですが、見終わった後は体が温かくなる試合をお願いしいます!