ユヴェントスは18日のセリエA第8節で、インテルと敵地で0-0と引き分けた。イタリアダービーをスコアレスドローで終え、マッシミリアーノ・アッレグリ監督は次のように述べている。

「飢えは決してなくなっていない。忍耐が必要だ。数試合でできることじゃない。だが、今夜のようなパフォーマンスをしていれば、我々は順位を上げていくことができるだろう」

「スクデットを獲得できるかどうかは分からない。だが、ユーヴェはスクデット争いに戻るよ。少しコンスタントになるだけでいいんだ。クリスマスまでに勝ち点差を縮め、3月の時点でラストスパートに向けてベストコンディションにならなければいけない。とにかく、今日はインテルが止まった。我々は失点せず、良いパフォーマンスをした」

アッレグリ監督は満足しているが、改善点があることも明らかだ。

「ゴール前でもっとうまくやらなければいけないし、試合中のリズムを変えていくことを学ばなければいけない。スクデットを望むなら、9試合で9ゴールというわけにはいかないんだ」

「(パウロ・)ディバラがベンチスタートだった? 代表戦があったから、少し休ませたかった。(フアン・)クアドラードは話が別だ。右サイドに代役がいなかったからね。(シモーネ・)ザザは裏をうまくついてくれた。常に明晰だったわけではないが、インテルを間延びさせるために適した選手だったよ。(アルバロ・)モラタはピッチを動き回るようになった」

「とにかく、90分ずっとプレスをかけることはできない。今はほぼすべての選手が起用可能な状態になった。ただ、今は選手によってコンディションが違うけどね。(クラウディオ・)マルキージオは良い試合をしたが、終盤のあのプレーは間違えた。一方、(サミ・)ケディラは非常に良かったね。(アンドレア・)バルザーリの闘争心を全員が持てば、我々は勝っていただろう」

「ポール(・ポグバ)はボックスからボックスまでプレーしなければいけない。質に加えて量も必要だ。まだパスのタイミングを見つけられていない。だが、後半は彼らしいプレーだった。少し責任を取り除く必要があるが、彼は試合を通じてインテンシティーを出さなければいけない」

「モラタはどの選手とも一緒にプレーできる。ディバラはトップ下か、前線でくさびとなるような選手になっており、足りないのは少しの明晰さだけだ。ザザはもっとチームとうまくプレーしなければいけないが、裏を突いてくれる」

試合後のインタビューには、ジャンルイジ・ブッフォンも応じた。前半に足を痛めたが、フル出場した守護神は次のように述べている。

「強く打っただけのはずだ。3日で痛みは和らぐと思う。でも、もしも僕の準備ができていなかったら、そのときはネトがいるよ。出場機会はここまで少ないが、彼は素晴らしい守護神だ」