[OH!バンデス - ミヤギテレビ] 2015年6月2日放送の「宮城ナニコレ!?おとなの社会科見学!」のコーナーで、石巻市錦町にある「風月堂」について紹介していました。

風月堂の珍アイスの数々(wilhelmjaさん撮影、Flickrより)

各地の道の駅に欠かせない!ご主人の遊び心の結晶

陸前山下駅目の前にある和菓子店「風月堂」。ここは変わり種ご当地アイスをたくさん販売していることで有名で、その一例としては「あわびアイス」「どぶろくアイス」「フカヒレアイス」など全部で160種類以上。

今やご当地アイスで一躍全国的な知名度を誇るようになりましたが、元々は和菓子屋さん。創業140年で、4代続いている老舗でありながら、その看板におごることなく、現在では洋菓子やパンも手掛け、地域密着のお菓子屋さんとして人気を集めています。

変わり種アイスを作るようになったのは、国の減反政策がきっかけだそうで、お米をお菓子に使えないかと考え「ササニシキアイス」を製造したのが始まり。その後、全国の道の駅ブームの波にも押され、各地から変わり種アイスの製造依頼が殺到。気仙沼から依頼された「フカヒレアイス」、石巻に依頼された「茶色い焼きそばアイス」、青森から依頼された「あわびアイス」など、地場産品の風味を生かしたアイスクリームを開発し続けています。

ご当地アイスの評判は国境を越え、台湾から「豚足」を使ったアイスを作ってほしいという依頼が...!細かく刻んだ豚足に、豆板醤、焼肉のたれ、酒を合わせて煮込み、ホワイトベースのジェラートに混ぜ込んで現在試作中。台湾に行けば「豚足アイス」が食べられる...かも?これからも新たなラインナップに期待です!(ライター:Makikinha)