サルの記憶実験の正答率サルを使った実験で、目で見たものを記憶する脳のネットワークを特定したと、量子科学技術研究開発機構(千葉市)と京都大の研究チームが英科学誌「ネイチャーコミュニケーションズ」に発表した。認知症などの記憶障害の原因解明や治療法開発につながると期待される。これまで物を見た際の短期記憶には脳の「側頭皮質前方部」という領域が重要とされてきたが、詳しい仕組みは不明だった。チームは人に