今年4月から、高速道路における大型トラックの最高速度が時速80キロ→90キロに引き上げられました。この変更に対し、「事故が増えるのでは」と懸念するドライバーが一部みられます。ですが、自動車ジャーナリストの筆者は「事故の増加にはつながらなさそうだ」と考えています。また、想定される「最悪シナリオ」は、安全面の他にあると見ています。事故増加ではない懸念点とは、一体何なのでしょうか――。(自動車ジャーナリスト