数年前まで、定価1万円以下のナイキのスニーカーが20万円超で売買されるという「スニーカーブーム」が起きていた。アトモス創業者の本明秀文さんは「『入手困難なスニーカー』は、差別化したいけれど皆と同じ服装をしないと不安という、矛盾したニーズを解決する手段になった」という――。(第1回/全2回)※本稿は、本明秀文『スニーカー学 atmos創設者が振り返るシーンの栄枯盛衰』(KADOKAWA)の一部を再編集したものです。■