(写真:ponoponosan/PIXTA)人生のほぼすべてを東京で過ごし、50歳を前にして佐賀県唐津市に移住した著述家の中川淳一郎氏。本稿は同氏の著作『日本をダサくした「空気」 怒りと希望の日本人論』より一部抜粋・再構成のうえ、かつて輝いていた東京を振り返りつつ、憂うべき未来について展望します。当時の東京を示す現象いったん地方に住んでみると、東京のすごさはよくわかる。何しろ、中央官庁はすべて揃い、かつて世界で絶大