北朝鮮の警察庁にあたる社会安全省は今年6月、上半期の事業総和(総括)を行った。その場では、教化局(刑務所担当部署)の統計資料をベースにして、教化所(刑務所)に入ったばかりの受刑者で脱走、自死などの事件を起こす者が最も多い地域として、咸鏡南道(ハムギョンナムド)が挙げられた。報告ではその原因が示され、咸鏡南道安全局(県警本部)が対策に乗り出したと、現地のデイリーNK内部情報筋が伝えた。安全局は先月28日