ガスの普及が進んでいない北朝鮮で、最も一般的な燃料と言えば石炭だ。今年は去年より価格が4割ほど下がり、懐事情の厳しい庶民に嬉しいニュースとなっている。しかし、価格低下は全国的な現象ではないようだ。北部山間地にある慈江道(チャガンド)、両江道(リャンガンド)では石炭より、薪を使うのが一般的だが、双方とも価格が高騰しているという。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。慈江道の情報筋は、10月中