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甲板デッキで海風を受けながら颯爽とランニングをする。そんな光景が屋上のデッキで眺められる。船時間を楽しむためのルールはない。"クルージング"と聞くと、なにか自分の生活からはほど遠いところにあるもの、というイメージをお持ちの方も多いかもしれないが、実際に乗船してみると、乗客たちは思ったよりもカジュアルに船時間を楽しんでいる。

クルージングには、ヨガやジム、ランニング、読書やゴルフの練習など、馴染みのあるアクティビティをそのまま持ちこめるという魅力がある。一方で、トップデッキのトロピカルなムードのなかシャンパンを片手に肌を焼く気分も最高だ。そんな風に、非日常と日常、そのオンとオフを使い分けるようにして、自由な時間をアクティブに楽しむのがちょっとしたコツと言えるかもしれない。非日常も日常も思いのままに楽しもう。船は、あなたの過ごし方次第で、最高のリゾート、一流のエステ、本格的なカルチャースクールへと変身してくれる。

船内新聞で、1日のイベントスケジュールを把握しよう

    朝、目が覚めると、客室のポストに船内新聞「プリンセス・パター」が配られている。ここには、今日1日の船内のイベントやニュース、天候などあらゆる情報が載っているので、必ず朝一でチェックしよう。天気が良ければトップデッキにいって、日光浴を楽しむのもいいが、船内でもワインのテイスティングセミナーやダンスのレッスン、ヨガ教室などさまざまなアクティビティが開催されている。寄港地へのエクスカーションも豊富に揃っているので、午前中はエクスカーションに参加して下船しての観光を楽しみ、午後は船に戻ってきて、船内アクティビティに参加してみてはいかがだろうか。夜にはディナーが、そして食後は劇場やラウンジではエンターテイメントショーが目白押し。疲れてしまったら、部屋に戻って休息を取ることも、もちろん自由だ。


    一度、クルージングを体験すれば、自分なりの楽しみ方を見つけられるはず。でもその前に、ちょっとしたコツなど、おすすめの楽しみ方を伝授。番外編として、ぜひ参考に。

    • 船尾には、ほかの場所とはちょっと違うゆるやかな時間が流れている。

    広い船内には、19ものデッキがある。賑やかなジャグジーやプール、バーなどが揃う中央のメインデッキには当然人が集まっているが、もう少し静かで、自分だけの時間を過ごせそうな場所をお探しなら、船尾エリアがおすすめ。

    パーティやミュージックライブで楽しんだ後は、静かな船尾甲板を訪れてみると、ホット一息できる。耳を澄ませば、トポン、トポンと波が船を叩く音が聞こえてくる。華麗な表舞台の裏側は、それはそれでまた別のロマンティックな旅愁に満ちているものだ。ほかにも、広い船内に隠れたお気に入りのスポットを見つけてみて欲しい。

    • 窓の外は大海原。旅愁を感じながら、自室のようにくつろげる。

    プリンセス・クルーズのほとんどの船は75%が海側客室、その60%がバルコニー付きになっている。ロイヤル・プリンセスは、すべての海側客室にバルコニーが付いているので、ぜひ部屋は海側を予約して欲しい。これまでご紹介してきた通り、船内には多彩なエンターテイメントが揃っているけれど、客室での時間をじっくり楽しめるところもクルージングの魅力のひとつだ。窓の外には水平線の彼方から昇る太陽や暮れる夕日を眺められ、夜は星空を望める。

    誰にも邪魔されずにお部屋でくつろぎたい時は、ルームサービスを活用したい。24時間利用可能で、さまざまな軽食メニューやアルコール類などを部屋まで届けてくれるのでとても便利だ。グループで乗船しているなら、ルームパーティを開いてもOK。


    • ショップ内には、所狭しとさまざまな国のチョコレートが並んでいる。

    クルージングで、お土産はどこで買うの?と思っている方がいるかもしれない。船の中にはしっかりスーベニア ショップがある。乗船した船オリジナルのグッズやアイテムを売っているお店もあれば、ブランドや宝飾品の免税店など多彩。もし船に乗ってから足りないものがあれば、水着やサンダル、パーティファッションやジョギングウェアなどもここで揃う。

    この他、ロイヤル・プリンセスにはチョコレート専門のショップがあり、ベルギーやイタリア、イギリス、アメリカなど、いろいろな国のチョコレートが所狭しと並んでいる。お土産にも喜ばれるチョコレート。乗船したらぜひチェックしてみてはいかが?


    • 街の至る所に、古い教会やゲートなどの建造物が残るサウサンプトンの街。

    最後に、忘れてはならないのが寄港地観光。船内のショアエクスカーション・デスクでは、随時寄港地でのオプショナルの観光ツアーが申し込める。プリンセス・クルーズではオンライン上にて乗船前に好きなエクスカーションを予約することも可能だ。そして、もしツアーに参加することがなくても、下船してあたりを散歩するだけで、異国情緒あふれる街並みのなかを散歩することができるだろう。下船する際に、おいて来られるので、身軽に観光できるのが嬉しい。個人での出入国手続きも不要だ。乗下船の際に提示が必要になるクルーズカードは忘れずに。

    今回の出港地、英国の港町サウサンプトンは、タイタニックが処女航海で出航した港として有名だが、港のすぐ傍にタイタニックにまつわる展示がされた海洋博物館や、街中には教会やゲートなどたくさんの古い建造物が残っている。街中でローカルなレストランやパブに立ち寄っても楽しそうだ。

    (5)CONCIERGEでは、世界三大クルーズ会社、プリンセス・クルーズについてや、クルージング初心者がチェックすべきポイントをご紹介! 続きはこちらから。





    100%バカンス クルージング

    >>(1)REPORT 新造船「ロイヤル・プリンセス」就航式典

    >>(2)TREND WATCH 最新船ロイヤル・プリンセスの全貌

    >>(3)GOURMET&BEAUTY 船上の贅を味わい尽くす

    >>(4)ACTIVITY&SPOT アクティブに楽しむ船時間のススメ

    >>(5)CONCIERGE 世界三大クルーズ会社 プリンセス・クルーズ


    協力:プリンセス・クルーズ ロイヤル・プリンセスの概要(日本語) 内部の様子(CG)(英語)