高橋春織、実写版『ドーリィ♪カノン』で男子学生に! 「仕上がりが楽しみ」

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少女コミック誌『ちゃお』で連載中の漫画『ドーリィ♪カノン』の実写ドラマ化が決定し、新人女優の高橋春織がイケメン男子中学生・奥田奏四を演じることが2日、明らかになった。

キャッチコピーは「ヒミツの音楽活動スタート!」。ドラマは、高橋扮する学園一のイケメン男子中学生・奥田奏四が、作詞作曲が趣味でガーリーなものが大好きな女子中学生・宍戸心音にプロデュースされながら、スーパーアイドルとして成長していく物語を描いている。スピンオフを加えた計8話のエピソードで毎話変身シーンがあり、物語のシチュエーションに合わせた大胆な衣装チェンジも見どころの1つとなっている。

男子中学生と女子中学生の二役を演じた高橋は昨年、TBS系ドラマ『パーフェクト・ブルー』で瀧本美織の妹役を演じ、注目を集めた。この撮影のために長年伸ばし続けた髪を切って臨んだ高橋は、「このお仕事が決まった時、本当にうれしくてわくわくしました!」と振り返り、「芝居に関して経験が未熟な私にとって、男の子を演じることは不安でいっぱいでしたが、この作品に関われることのうれしさの方が大きかったです」とコメント。撮影を終え、「奥田奏四を演じきることができてほっとしました」と胸をなでおろし、「現場の皆さんと一緒にこの作品を作り上げることができて、本当に楽しかったです! 仕上がりが楽しみで待ちきれません!」と完成を心待ちにしている様子だった。

一方、奥田をプロデュースする女子中学生・宍戸心音を演じたのは、ミスマガジン2011で準グランプリを獲得した綾乃美花。昨年は映画『悪の教典』に出演するなど、女優としてのキャリアを着実に積み重ねている綾乃だが、「最初は心音の話し方をどうすればいいか」と不安を抱えながら現場に臨んだ。それでも、「撮影に入る前に監督と役について話し合い、心音のテンションをつかむことができたので、安心して撮影に入ることができました」と明かし、「とても内容の濃い、あっという間の楽しい1カ月でした。いろいろなことを学ぶことができて、そして皆で一つの作品を作り上げる感動を味わえました。とても思い入れのある作品なので、たくさんの人に見ていただきたいです」と作品に込めた思いを語っていた。

同作は、『ちゃお』付録DVDに収録され、8月号(7月3日発売)からスタート。また、7月23日から公式サイト、動画サイト「バンダイチャンネル」にて配信する。

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