死人に口無し? 検死官が解き明かす死者の人生
容疑者2:“上司”ブラッドフォード・ペイジ
朝8時半は自宅にいた。妻は小学校の保健室で働いていて、息子を連れて登校していたので、アリバイを証明する者はいない。アンジェラと最後に会った時、彼女は「喉が痛い」と言っていた。
ミーガンの仮説
アンジェラの相手は、パイプカットしていた。独身の男ならコンドームを使うハズだから、相手は結婚している男。彼女は事務所に勤めて7年目で、共同経営者になれるかどうかの瀬戸際。出世目当てで、事務所のトップであるペイジと寝ていた。ペイジは彼女から「共同経営者にしなければ、事務所も家庭も壊す」と脅されていた。だから彼女を尾行して頭を殴り、川に投げ込んだ。ペイジは嘘をついている!バドからの情報
まだ公表されていないが、アンジェラは2週間前に裁判に勝ち、すでに共同経営者になっていた。だから、ペイジを脅迫する必要が無かった。仮にペイジと浮気していたとしても、彼にアンジェラを殺す動機は無いが、ハンソンにはある。ミーガンの仮説は大外れだ!ピーターからの情報
2週間前の裁判で、アンジェラはフィラデルフィアの名家、ロバーツ家を弁護していた。ロバーツ家の犬が、公園で少年を噛んだんだ。次のページ:容疑者3“息子を犬に噛まれた父”ヤングへ