6月の消費意欲指数は51.4点。夏服や梅雨対策グッズに購入意欲あり - 博報堂

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博報堂の博報堂生活総合研究所は、2012年6月の生活者の消費に対する意欲を尋ねた「消費意欲指数」と、購入したいモノ・サービスの有無を尋ねた「欲しいモノ・サービス」の2つの調査結果を分析した「消費ショートレポート」を発表した。

調査は2012年5月7日〜9日に、首都40km圏、名古屋40km圏、阪神30km圏に住む20歳から69歳までの男女1,500サンプルを対象にインターネットで実施した。

「消費意欲(モノを買いたい、サービスを利用したいという欲求)が最高に高まった状態を100点とすると、あなたの6月の消費意欲は何点ぐらいですか?」という質問の平均値は51.4点だった。

消費に対して積極的な理由は、「梅雨や夏に向けての準備」、「ボーナスが出るので」という声が多くなっている。

具体的には夏服や梅雨・夏対策用のグッズや家電などを買いたいという人が目立つ。

一方、GWでお金を使った反動や夏休みの支出に備えて6月は消費を控えめに、という声もあった。

また、「欲しいモノ・サービスのある人」は約3割と、ほぼ横ばいの状態。

欲しいモノとしては、夏に向けて女性を中心に「服」「靴」が大幅に増加している。

また男女とも「エアコン」「扇風機」「除湿機」など家電をあげる人が目立つ。

欲しいサービスについては、男女ともに先月多くあげられた「旅行」が半減した。

ただ、60代は男女ともに減少幅が小さく、安定した欲求がある様子がうかがえる。