グラビアサイト「Another Queen」でセクシーな社長秘書に挑戦した桃原美奈
「ただただレースが好きで、気が付いていたら5年も経っていました」。そう話すのは、昨年まで「SUPER GT」のレースクイーンとして、活躍してきた桃原美奈だ。“ももんが”の愛称で親しまれている彼女は、誰とでも直ぐに打ち解ける親しみやすい性格と、関西弁が魅力。その存在は一年目から注目され、持ち前の笑顔で次々にファンを獲得していった。ところが、最初の頃は自分のチームの車がフェラーリであること以外、何も知らなかったという。ではなぜ、そんな彼女がレースクイーンを5年も続けられたのだろうか？

「2008年のマレーシアラウンドに行った際に、4日間くらいチームのスタッフさんたちと一緒に行動していたんですね。その時に、自分のチームが真剣にレースに取り組んでいることを身近で感じることが出来たんです。それから私も真剣にレースを観るようになりました」。しかし、レースの魅力を知ったがためにジレンマも感じるようになったという。

「サーキットにレースを観に来ているご家族連れや、ドライバーさんに会いに来ている女性ファンの方々は、露出の多いコスチュームで立っている私たちのことを、一体どう思っているんだろう？きっと快く思っていないだろうな・・・と悩むようになりました」。そうネガティブ思考に陥った時、思いがけない出来事が起きた。「とあるご家族が、私が本当にレースを好きでいることをどこからともなく知ってくれて、私のことも応援してくれるようになったんですよ」。嬉しいエピソードはまだ続く。「私のファンの人たちが、私の知らない所で日産の応援団の人たちと仲良くなっていたんです。それは本当に嬉しかったですね」。

彼女が言うように、レースが主役のサーキットにおいて、レースクイーンの存在に偏見を持つ人は少なく無い。しかし、レースクイーンの立ち回り方やスタンス次第で、相反する目的でサーキットに足を運んでいる人たちの橋渡し役になれるということを、桃原美奈は証明した。もちろん、それは彼女の人柄も大きく影響しており、誰でも出来ることではないが、レースクイーンの在り方として、最も理想的な姿ではなかろうか。

そんな彼女だが、惜しまれつつ昨年でレースクイーンを引退。現在は幅広いジャンルで活躍中だ。その一環として、グラビアサイト「Another Queen」でセクシー社長秘書のコスプレに挑戦！ここで魅せた水着姿やコスプレは、レースクイーン桃原美奈の置き土産かもしれない。必見！

(インタビュー・写真／矢沢隆則)

■関連サイト
・ウェブグラビアサイト「Another Queen」
・桃原美奈 - 公式ブログ