フジテレビの人気ドラマ「それでも、生きていく」で使われた小道具の雑誌に、日本を馬鹿にする表記があったとして問題になっている。その表記とは「JAP18」というもの。「JAP(ジャップ)」は大辞林で調べても分かる通り、日本のことをバカにしたり差別したりする際に使われる言葉。

 では「18」はどういう意味があるのだろうか。実は韓国語で「18」は「シッパル」と発音し、それに似ている言葉に「シッバル」というものがある。その「シッバル」の意味が「このやろう」と言う意味で相手を罵倒する際に使われる言葉。韓国では「シッパル」と「シッバル」が似ているためネットユーザーは相手をバカにする際に「18」と簡略化して書くこともある。

 そんな問題となっている表記「JAP18」がドラマの最中に映ってしまったから大変だ。ネット上は大炎上し来週行われようとしているデモに火を付けた感じとなっている。過去に「イケメンパラダイス」にてLittle Boyと書かれたシャツで問題視されたが、そちらは「意味を知らなかった」とフジテレビは説明している。しかし原爆投下日の翌日という偶然からしてその言い訳もやや苦しいものだった。

 今回の「JAP18」はどのように言い訳するのだろうか。「18」がこじつけだとしても「JAP」は言い逃れできないだろう。ネット上では「セシウムさんレベルの不祥事」と騒がれている。(編集担当:金正一郎)