韓国の「自民議員の入国反対運動」がエスカレート! 空港内でカレー、唐辛子、塩をぶちまける

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自民党の新藤義孝衆院議員、稲田朋美衆院議員、佐藤正久参院議員の3人が1日午前、韓国の金浦空港に到着した。

議員らの目的は、日韓両国が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)に近い鬱陵島(ウルルンド)を視察するため。韓国当局は「身辺の安全確保が難しい」として渡航自制を求めていたが、新藤議員らは「鬱陵島の実情を確かめたい」として訪韓を強行し、1日午前に羽田空港を出発した。

今のところ、議員らは金浦空港で入国を拒否されている状態。韓国当局は新藤議員らを日本へ出国させようとしているが、議員らはこれを拒否しているという。

また、金浦空港では自民議員らの入国を拒否する市民団体が集結し、過激な抗議活動を繰り広げている。韓国メディアの報道によると、議員らの顔写真を燃やす者、テコンドーのパフォーマンスを繰り広げる者、空港の床にカレー、塩、唐辛子の粉をぶちまける者も登場しているという。

韓国のネット上には、空港の床が黄色いカレーで汚れた写真などが多数掲載されている。このような抗議活動について、韓国のネットユーザーたちは「カレーより日本醤油の方がよかったんじゃない?」「意図は分かるが、あまりにも過激だ」「日本の挑発に乗りすぎ」「そのぶちまけた唐辛子を誰が掃除すると思っているんだ」「静かに対応すればいいのに…感情的すぎる」「愛国的姿勢は気に入ったが残念な感じがするのはなぜ」などのコメントを書き込んでいる。

多くの韓国国民たちは空港での抗議活動に共感しながらも、カレーや唐辛子の粉をぶちまける行為については「やりすぎ」と思っているようだ。

参照:日本、自民党議員たち入国してみろ - 独立新聞
参照:[フォト]カレーでまぜこぜになった金浦空港 - アジア経済

(文:林由美)

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