パオロ・マルディーニ、アレッサンドロ・ネスタらDFの高年齢化が以前から懸念されながら、なかなか彼らに続く絶対的な選手を獲得できていないでいるミラン。今夏のマーケットでロナウジーニョ、マルコ・ボリエロの加入で攻撃陣にはある程度の目処がつき、冬のマーケットは何としても優れたDFを獲得しようと動き始めている。

 フロントは現在、サンパウロのミランダ、フルミネンセのチアゴ・シルバをリストアップ。数日前には強化の最高責任者であるブライダGM自ら視察のためにブラジル入りしており、近日中に話が進展する可能性もある。

 まだまだマルディーニ、ネスタは貴重な戦力だが、その選手生活が長くはないのも事実。ミランは何としてでも後継者を、と全力を尽くしている。