バルサのレオ・メッシが29日、伊紙“ガゼッタ・デッロ・スポルト”とのインタビューでデコとロナウジーニョがバルサから去ったことについて本音を明かしている。

「彼らがいなくなったことでバルサのプレーは変わったし、すべてのことが僕らにプラスに働いている。それに、パスが回るようになった」。

 ロナウジーニョ、デゴの退団でバルサのプレーは変わり、チームにとってはメリットとなっていると語るメッシ。それでもメッシにとってロナウジーニョが最高の選手であることには変わりはないようで、「人間的にもフットボール選手としてもすごい人だ」とも語っている。

 またメッシは、チャンピオンズリーグ最大のライバルにリバプールを挙げ、リーガでは「レアル・マドリーが優勝候補」としながらも、バレンシア、セビージャの安定感、バルサとともに良いフットボールを展開するビジャレアルを挙げている。

 リーガでは目下6連勝中で2位につけ、チーム総得点はリーガ1の24。チャンピオンズリーグでも無傷の3連勝で決勝トーナメント進出にあと一歩のところまで来ている。バルサが得意とするパスワークでゲームのリズムを作り、流れの中からゴールを奪っている。“個人技”頼みのチームから“チーム”として戦う集団へと変わったと言えるバルサ。そして、それは結果となって現れている。

(スペイン通信)