サウナTOTOPAで開催中のイベント「BAUM Sauna Ritual」をレポート!都市の中で樹木を感じる「新感覚のととのい体験」とは?
「樹木との共生」をテーマに掲げるスキン&マインドブランド「BAUM(バウム)」。自然の力で肌と心を満たすブランドコンセプトを活かし、サウナの心地よさを最大限に引き出す「BAUM Sauna Ritual(バウム サウナリチュアル)」が2024年9月11日〜16日(祝)までの期間、東京・千駄ヶ谷の「TOTOPA(トトパ)」で開催中だ。都市の中で樹木を感じる「新感覚のととのい体験」とは?ひと足先に体験してきた。
サウナ行こ! 〜こころもととのう、サウナ女子ノススメ〜
■ストーリー性のある没入感の高いサウナ体験
TOTOPAは都立明治公園の緑の中にあるサウナ施設。BAUMの提唱する「樹木は、人に世界に美しさへの力をくれる」という世界観にもぴったりの場所。現在、期間限定で開催されている『BAUM Sauna Ritual−都市の中で樹木を感じる「新感覚のととのい体験」−』は、[TTNE]のサウナ師匠こと秋山大輔さんがプロデュースするTOTOPAとBAUMのコラボイベントだ。Ritual(リチュアル)とは「儀式」のこと。今回のイベントは、サウナ室や水風呂など、13のリチュアルを順を追って体験していくことで、ストーリー性を感じながらより没入感の高い「新たなととのい体験」ができるというもの。
イベント期間中、TOTOPAの装飾も緑が溢れていて、入口から樹木に歓迎されているようだ。TOTOPAは2階が女性、3階が男性になっていて、中の造りもまったく異なる。今回体験したのは2階の女性フロア。1から13まで、掲示された番号プレートの順に体験していく。
1.SHOWER
2.TREE
3.LAKE
4.CLAY
5.CAVE
6.RAIN
7.FOREST BAR
8.FOREST LOUNGE
9.TREE
10.RIVER
11.HOT SPRING
12.WATER FALL
13.POWDER
まずはシャワーブースでメイクを落とし、体や髪を洗う。クレンジングや洗顔料はBAUMのものが置かれている。使ったことがない人も、ここで実際に試してみることができるのはうれしい。
シャワーが終わったら次は「TREE」(サウナ室)へ。ここでは下段に座るのがおすすめ。壁に並んだ丸太を輪切りにしたようなヒノキに水をかける“ウォーリュ”(壁のウォール+ロウリュの造語)をすると、ヒノキの香りがサウナ室内を包み込む。BAUMのスキンケアアイテムにも「ひのき水」が配合されているのでぴったりの演出。ゆっくり呼吸をしながら体の中がヒノキの香りに満たされるのを感じる。セルフロウリュのアロマ水もヒノキなどの樹木の香り。蒸気がサウナ室内の体感温度を上げてくれる。
しっかり体が温まったらシャワーで汗を流して「LAKE」(水風呂)へ。水温は16〜17度。サウナで火照った体には気持ちいいが、水風呂が苦手な人や、序盤でまだ入れないというときには少しずつ足元からかけるだけでもいい。
次は「CLAY」(泥パック)をして休憩。クレイパックはもちろんBAUMのもの。天然の木炭を配合したマスクで、これを顔に塗ってから休憩チェアでゆっくり。
ひと息ついたぐらいにちょうどパックも表面が乾いてくる。小鼻の周りや顎、額などをマッサージしながら、洗い流す。サウナで汗をかいたあとにクレイパックをすることで肌がすっきりなめらかにととのう。
■館内着で過ごすエリアでほかではできない体験を
サウナでいう1セット目はこれで終了。しっかり水分補給をしたら、次は館内着で「CAVE」(すちこ)へ。ここは横になって過ごす薬草スチームの部屋。スチームの香りに身を任せて、仰向け、うつ伏せでじっくりと体を温めていく。低温なので無理なく入っていられる。しっかり汗をかいたら、次は「RAIN」(コールドルーム)へ。
ここは室温を10度前後に保った部屋。室内には雨音が流れ、火照った体だけでなく気持ちもクールダウンしてくれる。BAUMの「AROMATIC SLEEPING MASK」が置かれているので、顔に塗ってから休憩する。「AROMATIC SLEEPING MASK」は寝る前に使って睡眠中に肌をととのえるジェル状マスク。しっかりと肌をととのえながら心身ともにリラックスできる。
「RAIN」を出たら「FOREST BAR」で休憩。ドリンクカウンターで水分補給も忘れずに。通常はハーブティーなどを置いているが、期間中は、里山に眠る植生の食材としての可能性を発掘している草木研究所の「草木蜜フォレストシロップ」を用いたドリンクを常備。
モミやアカマツ、黒文字、杉、ヒノキを原料としていて、雨の日の森を散策したときのしっとりした木々の緑の薫をイメージしているそう。まさにBAUMのコンセプトともマッチしている。肌の上からだけでなく、体の中からも樹木で癒やされる。
続いて「FOREST LOUNGE」(呼吸ルーム)では、横になってブランケットで体を覆って休む。タオルで目を隠し、周りの人を意識せず没入することで心身ともにリラックスできる。
■サウナと温冷交代浴で“森林浴”を堪能する
再び館内着を脱いで「TREE」(サウナ)へ。無理でなければ今度は上段に座って、セルフロウリュでヒノキの香りの蒸気を全身で感じる。1セット目のサウナ、スチームサウナでしっかり温まったあとなので、短時間で汗が吹き出す。体の中を循環している感覚を実感でき、たっぷり汗をかいたことでスッキリ。
汗を流したら「RIVER」(水風呂)へ。このタイミングは本当に体が温まっているので、水風呂が苦手という人もできればトライしてみてほしい。温まった体に水風呂が心地いい。1回目の水風呂とは違った感覚だ。
「RIVER」から隣の「HOT SPRING」(温水)に入って体を温める。冷えた体に温かいお湯が染み渡る。冬場に湯船につかったときのような感じで体にビリビリと痺れるような感覚が走る。それがだんだんと気持ちのよさになってくる。そして浴室内の最後のスポット「WATER FALL」(水風呂)に移って温冷交代浴は終了。これまでのサウナとは違った、まさに「新感覚のととのい体験」を実感できた。
13番目の「POWDER」はパウダールームのこと。最後はBAUMの「HYDRO ESSENCE LOTION n」と「MOISTURIZING OIL n」でしっかり肌をととのえる。日本の森で育まれたひのきの水を配合した化粧水は、サウナ後の肌をみずみずしい状態にしてくれ、オイルが柔らかな肌へと導く。全体を通して森林浴を体験したかのような樹木の香りを感じながら、心も体もすっかり癒やされている、そんな体験だった。
『BAUM Sauna Ritual−都市の中で樹木を感じる「新感覚のととのい体験」−』は男性フロアでも実施。男性側はサウナが3つ、水風呂が2つあり、館内着エリアがないので、まったく違った体験ができる。この特別な13のリチュアルは9月16日(祝)までの限定で、期間中は通常のTOTOPA利用と同じ利用法・料金で体験できる。日本ではまだ珍しいサウナリチュアル。ぜひ体験してみよう。
取材・文=岡部礼子
※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
■ストーリー性のある没入感の高いサウナ体験
TOTOPAは都立明治公園の緑の中にあるサウナ施設。BAUMの提唱する「樹木は、人に世界に美しさへの力をくれる」という世界観にもぴったりの場所。現在、期間限定で開催されている『BAUM Sauna Ritual−都市の中で樹木を感じる「新感覚のととのい体験」−』は、[TTNE]のサウナ師匠こと秋山大輔さんがプロデュースするTOTOPAとBAUMのコラボイベントだ。Ritual(リチュアル)とは「儀式」のこと。今回のイベントは、サウナ室や水風呂など、13のリチュアルを順を追って体験していくことで、ストーリー性を感じながらより没入感の高い「新たなととのい体験」ができるというもの。
イベント期間中、TOTOPAの装飾も緑が溢れていて、入口から樹木に歓迎されているようだ。TOTOPAは2階が女性、3階が男性になっていて、中の造りもまったく異なる。今回体験したのは2階の女性フロア。1から13まで、掲示された番号プレートの順に体験していく。
1.SHOWER
2.TREE
3.LAKE
4.CLAY
5.CAVE
6.RAIN
7.FOREST BAR
8.FOREST LOUNGE
9.TREE
10.RIVER
11.HOT SPRING
12.WATER FALL
13.POWDER
まずはシャワーブースでメイクを落とし、体や髪を洗う。クレンジングや洗顔料はBAUMのものが置かれている。使ったことがない人も、ここで実際に試してみることができるのはうれしい。
シャワーが終わったら次は「TREE」(サウナ室)へ。ここでは下段に座るのがおすすめ。壁に並んだ丸太を輪切りにしたようなヒノキに水をかける“ウォーリュ”(壁のウォール+ロウリュの造語)をすると、ヒノキの香りがサウナ室内を包み込む。BAUMのスキンケアアイテムにも「ひのき水」が配合されているのでぴったりの演出。ゆっくり呼吸をしながら体の中がヒノキの香りに満たされるのを感じる。セルフロウリュのアロマ水もヒノキなどの樹木の香り。蒸気がサウナ室内の体感温度を上げてくれる。
しっかり体が温まったらシャワーで汗を流して「LAKE」(水風呂)へ。水温は16〜17度。サウナで火照った体には気持ちいいが、水風呂が苦手な人や、序盤でまだ入れないというときには少しずつ足元からかけるだけでもいい。
次は「CLAY」(泥パック)をして休憩。クレイパックはもちろんBAUMのもの。天然の木炭を配合したマスクで、これを顔に塗ってから休憩チェアでゆっくり。
ひと息ついたぐらいにちょうどパックも表面が乾いてくる。小鼻の周りや顎、額などをマッサージしながら、洗い流す。サウナで汗をかいたあとにクレイパックをすることで肌がすっきりなめらかにととのう。
■館内着で過ごすエリアでほかではできない体験を
サウナでいう1セット目はこれで終了。しっかり水分補給をしたら、次は館内着で「CAVE」(すちこ)へ。ここは横になって過ごす薬草スチームの部屋。スチームの香りに身を任せて、仰向け、うつ伏せでじっくりと体を温めていく。低温なので無理なく入っていられる。しっかり汗をかいたら、次は「RAIN」(コールドルーム)へ。
ここは室温を10度前後に保った部屋。室内には雨音が流れ、火照った体だけでなく気持ちもクールダウンしてくれる。BAUMの「AROMATIC SLEEPING MASK」が置かれているので、顔に塗ってから休憩する。「AROMATIC SLEEPING MASK」は寝る前に使って睡眠中に肌をととのえるジェル状マスク。しっかりと肌をととのえながら心身ともにリラックスできる。
「RAIN」を出たら「FOREST BAR」で休憩。ドリンクカウンターで水分補給も忘れずに。通常はハーブティーなどを置いているが、期間中は、里山に眠る植生の食材としての可能性を発掘している草木研究所の「草木蜜フォレストシロップ」を用いたドリンクを常備。
モミやアカマツ、黒文字、杉、ヒノキを原料としていて、雨の日の森を散策したときのしっとりした木々の緑の薫をイメージしているそう。まさにBAUMのコンセプトともマッチしている。肌の上からだけでなく、体の中からも樹木で癒やされる。
続いて「FOREST LOUNGE」(呼吸ルーム)では、横になってブランケットで体を覆って休む。タオルで目を隠し、周りの人を意識せず没入することで心身ともにリラックスできる。
■サウナと温冷交代浴で“森林浴”を堪能する
再び館内着を脱いで「TREE」(サウナ)へ。無理でなければ今度は上段に座って、セルフロウリュでヒノキの香りの蒸気を全身で感じる。1セット目のサウナ、スチームサウナでしっかり温まったあとなので、短時間で汗が吹き出す。体の中を循環している感覚を実感でき、たっぷり汗をかいたことでスッキリ。
汗を流したら「RIVER」(水風呂)へ。このタイミングは本当に体が温まっているので、水風呂が苦手という人もできればトライしてみてほしい。温まった体に水風呂が心地いい。1回目の水風呂とは違った感覚だ。
「RIVER」から隣の「HOT SPRING」(温水)に入って体を温める。冷えた体に温かいお湯が染み渡る。冬場に湯船につかったときのような感じで体にビリビリと痺れるような感覚が走る。それがだんだんと気持ちのよさになってくる。そして浴室内の最後のスポット「WATER FALL」(水風呂)に移って温冷交代浴は終了。これまでのサウナとは違った、まさに「新感覚のととのい体験」を実感できた。
13番目の「POWDER」はパウダールームのこと。最後はBAUMの「HYDRO ESSENCE LOTION n」と「MOISTURIZING OIL n」でしっかり肌をととのえる。日本の森で育まれたひのきの水を配合した化粧水は、サウナ後の肌をみずみずしい状態にしてくれ、オイルが柔らかな肌へと導く。全体を通して森林浴を体験したかのような樹木の香りを感じながら、心も体もすっかり癒やされている、そんな体験だった。
『BAUM Sauna Ritual−都市の中で樹木を感じる「新感覚のととのい体験」−』は男性フロアでも実施。男性側はサウナが3つ、水風呂が2つあり、館内着エリアがないので、まったく違った体験ができる。この特別な13のリチュアルは9月16日(祝)までの限定で、期間中は通常のTOTOPA利用と同じ利用法・料金で体験できる。日本ではまだ珍しいサウナリチュアル。ぜひ体験してみよう。
取材・文=岡部礼子
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