離職・休職経験者100人に聞く、「キャリアブレイク中にやってよかったこと」調査
キャリアブレイク研究所は、離職や休職を経験した人に「キャリアブレイク中にやってよかったこと」を調査。103人から293の「よかったこと」の回答が得られた同調査の結果を、7月22日に発表しました。
※一般社団法人キャリアブレイク研究所 調べ
■キャリアブレイク中の行動は「整える・深める・広げる・繋げる」の4種
まず、キャリアブレイクは良い転機になったかを10段階で聞いたところ、63人が「10(よい転機になった)」、7人が「9」、19人が「8」と回答しました。
次に、キャリアブレイク中にやっていたこと、やって良かったことを3つ挙げてもらいました。その結果、293の回答を整理すると「自分を整える」(83)、「自分を深める」(80)、「自分を広げる」(90)、「自分を繋げる」(40)の4つに分類することができました。
■「自分を整える」83のこと
「自分を整える」ことでは、「家族で時間を過ごす」や「寝たいだけ寝る」などの声が寄せられ、キャリアブレイクが身体的に健康になる時間になった人も多いことが分かりました。
■「自分を深める」80のこと
「自分を深める」ことでは、同調査の回答の中で最も多かった「旅をする」があり、「ヨーロッパへの1ヵ月旅行」という回答も。ゆっくり旅をすることで、自分の内面に気づくことができた人もいるようです。
■「自分を広げる」90のこと
「自分を広げる」ことでは、「キャリアスクールでのスキル習得」や「大学院に進学する」「資格を取る」など、新しいキャリアを選択できた人や、リスキリングをしてよい転機になった人が多く見られました。
■「自分を繋げる」40のこと
「自分を繋げる」ことでは、「ボランティア活動」や「イベントを開く」にくわえ、小説や音楽など、人に見せる創作活動への声が寄せられました。
■調査概要
「キャリアブレイク(休職・離職)中にやってよかったこと 100人調査」
調査方法:Google formによるアンケート調査
調査対象:キャリアブレイク研究所に関わりがあった人
回答者数:n=103
調査期間:5月10日〜31日
調査内容分析:一般社団法人キャリアブレイク研究所
(フォルサ)