カラーメイクの基本のキ。 メイクアップアーティスト・レイナによるメイクレッスンを体験
夏本番まであとわずか。開放的になる夏こそ、華やかなカラーメイクを楽しみたい! とは言え、いざ自分でメイクをしてみると、本当に似合っているのか不安になりがち……。
「スカルプDまつ毛美容液」シリーズを展開するアンファーは、7月12日に東京・丸の内にて、人気メイクアップアーティスト・レイナさんによるメイクセミナーを開催。新作カラーマスカラを用いたカラーメイク初心者・大人女子に向けたメイク術を教えていただきました。
■ポイントは主役アイテムを決めて、全体を同じトーンでまとめること
アンファー本社で行われたのは、年齢をポジティブに受け止めて自分に自信を持てるメイクを提案する、人気メイクアップアーティスト・レイナさんによるメイクレッスン。7月16日より販売開始した同ブランド初のカラーマスカラ「スカルプ マスカラ ロングロング サンセットブラウン」を用いて大人の初カラーメイク術を披露しました。
レイナさんによると、主役のアイテムを決めてから、全体を同じトーンでまとめることがカラーメイクのポイントなのだそう。また、大人になると血色感が足りなくなってくることから、赤みのあるカラーをプラスすることでイキイキとした印象に仕上がるといいます。
今回の主役となるアイテムは、スカルプDの新作「スカルプD マスカラ ロングロング サンセットブラウン」。
数量限定色の「サンセットブラウン」は、メイクしながらまつ毛のダメージケアをかなえ、ウォータープルーフでお湯落ちという「スカルプDマスカラ」の使いやすさはそのままに、夏の夕暮れからインスパイアされたニュアンスカラーで、赤みブラウンに細かな偏光パールを加え、夏の日差しのもとできらめく仕様になっています。
夏らしい華やかな印象に仕上がる本製品は、薄づきで透け感のある、肌なじみが良いカラーで、カラーマスカラ初心者や大人女子でもデイリーで使いやすい仕様になっています。
血色感がアップする「スカルプD マスカラ ロングロング サンセットブラウン」と同じトーンで仕上げることで、多幸感のある夏にぴったりなメイクが完成するのだそう。早速そのメイク術を紹介します。
■チークまでがベースメイク。血色感を加えてからポイントメイクへ
普段通りのベースメイクが終わった段階で、最初に使うのは意外にもクリームチーク。まずは頬になじませ血色感を加えていきます。そのままクリームチークを上まぶたと生え際など輪郭へ。
「シェーディングをチークで!?」と驚きましたが、茶色で大人がシェーディングをすると、立体感は生まれるもののくすんで見えてしまうのだそう。チークでシェーディングすることで立体感と血色感の両立がかないます。
続いて使うのはオレンジのコンシーラー。クマの部分だけでなく目の下の広範囲に入れることによって肌が明るくなり、ヘルシーで好印象になるのだそう。
■マスカラを引き立たせるために質感と色味を揃えたアイメイクをチョイス
ベースメイクに血色感を加えたら、アイメイクへ。アイシャドウはクレヨンタイプの赤みのあるブラウンを使って、指で伸ばしながらラフに広げていきます。
完璧なグラデーションメイクだと頑張りすぎな印象になってしまうため、アイシャドウはサラッとつけるのがおすすめなのだそう。下まぶたも同系色でさっとのせて指でなじませることで目周りに自然な血色感と抜け感を演出します。
そこに少し粗めのパールが入ったアイシャドウを重ね、きらめきを加えていきます。マスカラにも微細なパールが入っていることから、リンクさせることで一体感が生まれるのだそう。
アイシャドウを終えたら、赤みのあるリキッドアイライナーをオン。まつ毛の根元だけに入れることで、強調することなく、目元が締まったような印象に仕上がりました。
アイラインの後は主役のマスカラを引き立たせるために、ビューラーでしっかりとまつ毛をあげ、「スカルプD マスカラ ロングロング サンセットブラウン」を根元からジグザグとのせていきます。
マスカラは片目ずつ完璧に仕上げずに、ワンコートしたら反対側もと交互に重ねていくのがポイントなのだそう。2コート目に戻ってきた時に半乾きの状態の方が色も出やすく、カールもキープしやすいとレイナさんはいいます。
またワンコート目は根元にしっかりとマスカラ液をつけることでまつ毛のフレームが濃くなりアイライン効果が生まれ、2コート目はジグザグとせずに、まつ毛の真ん中あたりを2秒ほど抑えることでよりカール力が上がるのだそうです。
下まつ毛は、ブラシを縦にして左右にスライドしながら塗布していきます。2コート目で縦に引っ張るようにつけると長さが強調されます。
マスカラの後は、2種類の赤みカラーのアイライナーを用意。目の横幅を出すために5mmから1cm弱リキッドアイライナーを、インサイドラインにジェルタイプのアイライナーを引いていきます。
アイラインを入れるだけでアイシャドウとマスカラの隙間が埋まり、アイメイク全てがつながったように仕上がります。
■目元のトーンに合わせ、アイブロウにチークを仕込む
アイメイクが完成したら、目元のトーンと合わせるためにアイブロウに赤みを足していきます。普段ブラウンで眉毛を仕上げている人は、その上からアイメイクに近い色味のアイブロウやチークをのせることで統一感が生まれ自然となじみます。
眉毛がしっかりしている人はこの後に同系色のカラーマスカラを重ねることがおすすめなのだそうです。
リップはオレンジ系の粘膜カラーをのせていきます。ここでブラウン系のリップを使用してしまうと沈んだ印象やクールな印象になるので、明るく健康的に見せることで多幸感のある華やかな仕上がりになりました。
最後にパウダーチークを全体に重ね、ハイライトでツヤを足し、フィックスミストを吹きかけたら完成です。
■もう少し遊びたい! アラサー世代におすすめのアレンジは?
盛り過ぎたくはないけど、もう少し遊びたい……! というアラサー世代におすすめのアレンジ方法をレイナさんに聞いてみると、下まぶたに白っぽい色味などの明るさを加えて、カラーマスカラとのコントラストを楽しんだり、アイラインをあえてグレージュなどのニュアンスカラーやラメライナーに変えると今っぽい印象に変わるといいます。
■カラーメイクで一番取り入れやすいマスカラからチャレンジを!
カラーメイクで一番取り入れやすいのがマスカラだと話すレイナさん。「カラーマスカラは派手になりそうという声も多いですが、このポイントさえ押さえれば、派手に見えずなじみ、自分を魅力的に魅せることができる」とコメントしました。
夏は海やフェス、お祭りとイベントがたくさん。いつもと違うメイクで今年の夏を楽しんでみては?
(吉川夏澄)